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琴音の煉瓦刻印発見録♪『耐火煉瓦、東のメッカ?いわき市へ』 [琴音の煉瓦刻印発見録♪]

『煉瓦にもジャンルがあるっす』

 

 大きく二つに分けるなら建築用煉瓦として『赤煉瓦』

 そして、

 その赤煉瓦よりも耐火性を重視し、より高熱に耐えうる為に焼かれた煉瓦『白煉瓦』

 

 白煉瓦、つまりは『耐火煉瓦』って呼ばれるものっす。

 

 白煉瓦先輩は主に工業用の『炉材』として使われてきました。

 溶鉱炉などの耐熱性外壁内壁としてが主なとこかなあ^^

 

 簡単にイメージしてもらうなら皿や陶器を焼いたりする登り窯の窯に使用されたり、

 今ならピザ窯なんかにも使われたりとかかな。

 

 その歴史は『日本産に限定すると赤煉瓦よりも白煉瓦の方が歴史が古かったりする』の。

 まあ~語っちゃうと長くなっちゃうので割愛w

(※韮山反射炉など幕末に大砲の砲身の鋳造が必須な時代に赤煉瓦よりも先に白煉瓦が日本で造られた)

 

 さて前口上(アバン)はこれくらいで。

 

 いつものようにスマフォの位置ゲーの為にダラダラと遠出したら煉瓦に出逢っちゃったってお話でやんす^^

琴音の煉瓦刻印発見録♪『いわき市磐梯シャモット』ブログ用.jpg

DSCF4955.jpg

 いつものようにお約束でしょうか。

『レキシトコネクト』『駅メモ(ステーションメモリーズ)』の育成を兼ねて遠出したっす^^

 

 今回目指したのは『福島県』

 も~お兄ちゃんや夕実っちとも何度も出かけてるんだけれども、

 磐越東線(郡山~いわき)って路線に乗ったことが無かったの(会津~郡山の磐越西線は煉瓦絡みで何度もお世話になってまーす☆)

 

 だもんで、

 今回は煉瓦目的ではなく『ゲームの為だけに福島県の路線制覇の旅』に出かけたのだあw

 このブログ的にあるまじき行為っすよねw

 

 さてと、

 延々と常磐線に乗ってたら福島県は『いわき市』に到着っす。

 後は、ここから初乗車の磐越東線に乗り込めばいいわけなんだけどお・・・

 これもローカル路線お約束でしょうか。

 次の電車までの乗り継ぎ約一時間のインターバルの壁が降りかかりやした^^;

 

 じゃあ・・・飯でも食って暇つぶし・・・

 

 とはいかないのが私っち!

『ならば煉瓦を探すのが自明の理』っすよね?w

 

 いわき市・・・煉瓦・・・いわき市・・・

 ・・・ん?

 あれ?

 

 そう言えば~

 過去に煉瓦で調べ物をしていて『いわき市』に何度か触れたことを思い出した私っち。

 

 そう、このいわき市は『煉瓦にも深いかかわりのある街』だと言うことを思い出したの^^

 

『煉瓦にも一大生産地』ってものが存在します。

 東西、日本を分けるとするならばーーー

 

 赤レンガで言うなれば関東は荒川流域などの赤煉瓦中小工場群や日本煉瓦製造㈱など埼玉がかつてのメッカでした。

(※生産量・歴史的には北海道の江別も勿論)

 

 片や西は

 愛知の碧南・安城など、

 大阪の岸和田や貝塚・泉佐野、

 その後、年代を追って広島の吉名の煉瓦工場たち、

 福岡県などにも古くから数多く煉瓦工場があったとです。

 

 じゃあ~『白煉瓦は?』と言うと、

 西は岡山備前でしょうか(岐阜も侮れない)

 

 だったら東日本の耐火煉瓦のメッカは???

 と、ゆーとーーー

 これがまたこの『いわき市』だったのね^^

(異論は当然認めます☆)

 

 ーーー早速、

 スマフォ片手にいくつか煉瓦絡みの情報を検索した私っち。

 するとーーー

磐城シャモット周辺.jpg

 駅からそう遠くない場所に『㈱磐城シャモット本社』って地図に表示されたの。

 

 それはこのいわき駅の目の前にある『磐城平城跡地』の裏手の丘、

 つまりは丹後沢公園の向こうにあるみたい。

 

 お城跡だっつーのに、位置ゲーレキシトコネクトには登録されてないじゃないかあー・・・^^;

 

 まあそれは置いておいてだよ!

 

 なぜ煉瓦検索で『シャモット』って単語がヒットしたのかを説明せねばいけませんな^^

 

 それは耐火煉瓦の材料こそがシャモットと呼ばれていたからなんすよ☆

 簡単に言えば生粘土を焼いて硬質化させてから砕いたもの?でせうか^^

 

 つまりは耐火煉瓦の工場がすぐそこ、お城跡にあるっつー訳ですよ先生(*´д`*)

 じゃあー行くっきゃないよね?

 

 本当ならばこの磐城シャモット本社の更に先に本工場があるんだけれどもー

 時間的に余裕なし。

 でも本社でも『なにか古い煉瓦とか使われてるんじゃね?』と思って磐城シャモット本社を目指すことにしやしたよん^^

 

 ---歩くこと数分

DSCF4958.jpg

 今では公園として整備された磐城平城跡に到着う^^

 北側のお堀(濠)はそのまま使われてるのかな?

 

 遊歩道を歩いてこの付近にあるだろう磐城シャモット本社の玄関口を探す。

 

 探す・・・

 探す・・・

 え?

 あれ!?

 どこだよ!磐城シャモット本社^^;

 それっぽい敷地が高台にあるんだけれど、入り口っぽいところが全然見当たらない・・・(なんでよ?)

 

 もうすぐグルっと一周しちゃうぞ?と焦りを感じた頃、

 それっぽいのが見つかりやした!

DSCF4959.jpg

DSCF4960.jpg

 一見・・・デイサービスセンターの門構え・・・

 

 だ・け・ど!!

DSCF4961.jpg

 門にこっそり『㈱磐城シャモット煉瓦製造所』って書いてあったあああああ(*´д`*)

 

 表札の名前は後程出てきますので割愛。

 

 せっかくなんで入れるところまではいってみようっす^^

 するとーーー

DSCF4962.jpg

 庭先に『ひし形にK』の刻印の入った耐火煉瓦がゴロリ。

 

 

DSCF4963.jpg

DSCF4964.jpg

 足元を見やれば『7の刻印を打つ異形煉瓦』が!

 

DSCF4965.jpg

 入り口付近の建物には赤煉瓦とはちょっと違う煉瓦で積まれた・・・えっと・・・ナニコレ^^;

 

DSCF4966.jpg

DSCF4967.jpg

 本社とは言え、やっぱり何かしら煉瓦ちゃんがありやしたね(ブロック塀の透かしにも何故か煉瓦が置いてある。しかも全部に)

 

 流石にこの先までは踏み込めないのでここまで。

 

 さてと、一応、磐城シャモットの説明をしませんといけないよね当然。

磐城シャモット.jpg

 創業は昭和3年。所主『堅田さんが起こした耐火煉瓦工場』でやんす^^

 

 さてこれを見て欲しいっす。

旧・平町(磐城駅前付近).jpg

 これは明治40年頃のいわき駅周辺の地図っす。

 よく見ると煉瓦工場の記号が一杯でしょ?

 

 こっちも見てね↓

名称未設定 4.jpg

 これはその当時のこの付近の概略地図。

 もっと拡大してみるとおーーー

 

5.jpg

 読みにくいだろうけれど、耐火煉瓦工場ってのが駅の近くにドーンとあったの^^

 

 なぜこんなにも『いわきに煉瓦工場が存在していたのか?』

 

 あたしがかつての煉瓦工場のメッカって揶揄したのかを説明しようと思うっす^^

 

 元々の流れは白煉瓦工場の代名詞とも言える品川白煉瓦が、この地を選んで支工場を設立したから。

 いわき湯本工場・いわき小名浜工場・赤井分工場など。

 

 それには理由があって、元々この磐城一体には煉瓦を得るには最高で良質な粘土層があるのが知られていたからなの(常磐夾炭層)

 

 んでもってこれがもう一つの決め手かな?

 

 磐城から茨城にかけて、この一帯は優良な炭田、もしくは炭鉱が多かったんすよ。

 

 つまり、煉瓦を得得る為に必要な火力・素材がここには集中していたってこと。

 港湾も近く、常磐線と言う陸路もあった。

 だから数多く煉瓦工場がこの地に存在したって訳なんす(めっちゃ端折って説明してるけどねw)

 

 その流れを今も汲むのが磐城シャモットさんなのかもしんないね^^

 

 さてさて、この後は駅前に戻って電車を待とうと思っていたんすがーーー

 

 

DSCF4968.jpg

 なんか磐城シャモット本社さんの隣の物件が気になってしまったので寄り道。

 

 うがあ・・・

 だってこんな立派な門構えのお家が『売地』ですよ?

 しかも古そう!

 気にならない訳ないじゃん(*´д`*)

 

 私の今までの経験上、

『煉瓦工場隣接地の物件には煉瓦工場絡みのブツがある』なんすよ。

 

 例えば工場主の住まい跡やその親戚の家、

 もしくは従業員の長屋とか、

 そうでなくても煉瓦工場と何かしらの縁があるとかね?

(もっと言えば、隣接の煉瓦工場から廃煉瓦を頂いて庭や塀に流用してたりとかさ)

 

 ダメで元々、探ってみることに。

 だって、今回はゲーム主体でいわき市まで来たんだしねw

 煉瓦のれの字でも見つかれば御の字ラッキーっす☆

 

 するとだよ!

DSCF4969.jpg

DSCF4970.jpg

 売り物件であるこの立派な旧家屋の板塀や庭先に怪しいものがチラホラと来たもんだ!!!(*´д`*)

 

 そしてこのお家の塀伝いに進むとそれはあった!

DSCF4971.jpg

 いつの間にか板塀が石塀に変わり、

 その端(はた)に煉瓦が無造作に積まれていたんす。

 

 それは赤に白にと様々。

 私は思わず手に取った。

DSCF4972.jpg

 NYK?

 耐火煉瓦なのは間違いないっすけど(赤レンガより寸法が大きい)

 どこの耐火煉瓦なんだろ?(恐らく近年に廃業した旧・中村窯業㈱。テクノ窯工。昭和8年設立)

 

 混じってる赤煉瓦に刻印は無いの?とひっぺがえすも見つからず。

 

 だけどもう一個、耐火煉瓦に別メーカーさんの刻印を見つけたっす。

DSCF4973.jpg

 !?

 しょうわようぎょう!!??

 

 これはレアもの引いた?かもしんない(*´д`*)

 だって昭和窯業と言ったら北海道の煉瓦工場でも老舗だものお☆

 ん~・・・でも何でこんなとこに???

 

 だからちょっと調べてみやした。

 するとーーー

福島県・昭和窯業.jpg

 いわき市にも昭和窯業㈱が存在してたのね^^;

(恐らく内郷駅の辺り)

 多分、北海道の昭和窯業さんとは別なんだと思うっす。

 

 そして今回、何となく立ち寄って色々と知ったわけなんすが、

 その過程でぇ~、いわき市にも赤煉瓦物件が存在することが分かったっス^^

 今日は時間が無いから行かないけれど、今度はお兄ちゃんを誘って再訪しようかと思いやす☆

 

 さて駅に戻ってきた私は・・・

DSCF4956.jpg

 何だかんだでまだ次の電車まで20分も時間的猶予があると知る(ほんとに今までのお話は駅チカ煉瓦物件だった訳だわさw)

 っつーことで遅めのランチ(*´д`*)

 

 半田屋さんって前から気になってたんだけど、

DSCF4957.jpg

 いいね!このお店♪

 値段もリーズナブル!

 バラエティーに富んだおかずを自分好みにチョイスしてマイ定食を自分で作るシステム大好きだお(*´д`*)マタコヨウ!

 

 さて今回は自分としては苦手な部類の耐火煉瓦の小話でしたがいかがでしたでしょうか?

 

 私的には、ふらりと寄ったひとつの駅でも煉瓦目線からその土地の歴史を垣間見れるんだから、やっぱ楽しい趣味ですなw

 

 次回もまたゲームで途中下車した煉瓦話になるでしょう。

 んじゃ、またねー(*´д`*)

 



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琴音の煉瓦刻印発見録♪『富山県・入善町の煉瓦たち☆』旧黒部川第二電力発電所ほか [琴音の煉瓦刻印発見録♪]

『見渡す限り田園の水鏡』

 

 時期が田植え時期だったこともあり水田と言う名の湖が延々と広がる場所でしたよそこは^^

 

 それが突如として丘を作り、

 そしてその向こうには富山の険しい山々が私を見下ろしていたのです。

 ここは歩って面白かったっす。

 ではではスタートっす☆

 

 因みに田園風景は一切画像で出てきません(にっこり) 

琴音の煉瓦刻印発見録♪『富山県入善町の煉瓦たち☆』.jpg

DSCF4894.jpg

 やって来たのは富山県の入善駅。

 わたしっちの今日の目的は、ここから数キロの場所。

 

 せっかくなんで、まずは駅周りをブラリしてみたよ^^

DSCF4895.jpg

 駅を降り立ったと同時にニョッキリ見えた煙突にさっそく惹かれて行って見たっす。

 見た感じ煙突も建物も超ふるそー^^

 

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 煙突はコンクリかな?

 お風呂屋さんとか???

 もっと近づいて見るとーーー

 

 

DSCF4896.jpg

 ぐおおおおーー!

 ボイラー的な場所は煉瓦ちゃんやんけえー(*´д`*

 )

 

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 見るからに今現在は使ってなさげ。

 でもワクワクするっすね(*´д`*)

 

DSCF4900.jpg

 赤煉瓦だけかと思ったけれど耐火煉瓦もあたりに散らばってました。

 

 いったい・・・ここは何ぞや?と、建物を回り込むとーーー

  

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 どうやら『丸善醤油さん』の建物みたい。

 

 創業大正15年の丸善醤油㈱とのこと。

 恐らく当時のボイラー的なものなんでしょうね^^

 お醤油の生成には『高圧蒸気で蒸す』と言う工程が必須。

 昔は薪をくべてたんだろうなあー(*´д`*)

 

 さて思わぬ出会いにウキウキ。

 とは言えここで少しどうしようか迷った私。

 なんでかってーと、

 目的の場所まで歩いても行けそうだけれども雨が降ってきたら嫌だなあ・・・と思ったから^^;

 

DSCF4901.jpg

 結局たくしーのパワーを借りることにしやしたw

 運賃としては2500円くらい?

 

 10分くらいでーーー

DSCF4902.jpg

 無事とうちゃくう^^

 

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 今回訪れたのは『下山芸術の森』と言う美術館っす。

 

 ・・・え?

 美術館とかアンタに似合わねーよ?ってw

 

 まあ~行けばすぐ分かるさ何事も(勿体ぶり

 

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 何あれ???

 何か変なオブジェ?が早速お出迎え。

 

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DSCF4907.jpg

DSCF4906.jpg

 こっちはときたら、

 せっかくご丁寧に何なのか?を解説してくれるパネルがあったものの・・・

 擦れて全然読めません^^;

 

 とは言え分かる人にはすぐ分かるブツですよねこれw

 

 さあ~もっと先に進みましょうず。

 答えはすぐそこですから☆

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 入り口から歩いて75歩目で見えてきたのはドーン!

 

 煉瓦の建物っす(*´д`*)きたー!

 

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 もっと近づいてみよ!

 

 エントランス的な場所を降りて近づいたそれは、

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 かくも立派な煉瓦建造物でしたっす☆

 

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 その前にはオブジェっぽくこの建物で使用されていたものも並んでた。

 

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 エントランスの足元も煉瓦っぽかったので見てみたけど、たぶんこれはイマドキ煉瓦ちゃん。

 

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 でも建物の外壁煉瓦は見ても触ってもイギリス積みの古煉瓦と分かる代物っす(*´д`*)

 

 さてこの建物は何なのか?って言いますと(勿体ぶり)

『旧黒部川第二電力発電所』と言う、

 水力発電所の建物だったものっす^^

 

 竣工1926年(大正15年)

 

 本当なら・・・

 近年に取り壊しが予定されていたんすが、

 元所有者である北電(北陸電力)さんのご厚意により入善町が譲り受け、

 美術館として生まれ変わった建物なんですぜ☆

 

 いいよね・・・こういう古きをただ壊すだけでなく再利用する試みって^^

 廃墟マニアのお兄ちゃんは『廃墟の滅びの美学』が良いって言ってたけれど、

 私は逆だね。逆っすね!

 

 リサイクルだとゴミを形を変えて再利用ってイメージだから嫌。

 

 そう、言うなれば『リユース』かな^^

 

『昔あったそのままをまた別の目的で再利用する』

 素敵やん(*´д`*)

 

 さてせっかくなんで刻印も探したよ。

 

 ・・・つってもおー

 鉄道系煉瓦橋梁と並んで、

 煉瓦の平面をとことん見せない鉄壁なガード・・・

 全くもって刻印のコの字も無かったっすw

(※ 北陸はある意味関西圏の流れを持つので、関東煉瓦のように煉瓦の平面ではなく、関西系煉瓦のように小口面にも刻印があることもあるから小口面も見たけれど無かったかな^^;)

 

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 さてと美術館の入り口があるけれど美術には用事無し。

 

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 その脇の階段を昇って行きますよん^^

 

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 ここはブラタモリで言えば『へり』って奴っす。

 でも『断層』じゃないよ??

 なぜ急に田園地帯がかくも急に丘を作っているかと言えばーーー

 ここらへんは川が年月を経て削り造り出した

『河岸段丘』だからなの^^

 田園地帯は川が土砂を運び創り出した扇状地だったんすよ。

 

 んでもって、

 この河岸段丘の落差を利用した水力発電所ってのは日本では結構稀な建物なんだそうっす。

 

 ほぼ平地のちょっとした崖。

 普通ならもっと落差のある場所でタービンまわした方が効率が良いはずです。

 だから多分、それを補うくらい立山からもらい受ける豊富な水量があったからこそーーーなんでしょうね^^

 

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 導水管、すごく・・・おおきいです(*´д`*)ヤダー

 

 さてやっとこさ登頂するとーーー

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 なんか立派なタワーが建ってたので思わず登ってみたっす^^

 

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 天気が良ければもっと映えるんだろうなあ~^^

 

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 さて見下ろした先には煉瓦造りの別棟が真下にあったよ!

(勿体ぶり)

 では早速いってみようず(*´д`*)

 

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 あらやだ。こじんまりだけど素敵な煉瓦ちゃん建屋(*´д`*)

 

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 丸窓は当時からなのかな?

 煉瓦外壁は大正期だけあってイギリス積み。

 

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 入り口から覗き込むと中には『喫茶室HABA』って書いてあったっす。

 

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 さて勿体ぶらないでココが何なのかを説明せねばならないっすね^^

 

 ここも当然旧黒部川第二発電所の建物だったもの。

 

 元々は水槽上屋と言う引き込んだ水を集積する場所に建てられた建物だった訳っす。

 ここから導水管を通して下にある発電所へと水を送ってたってことなの。

 その建物もまた今では喫茶室として『リユース』してるってことなのよ☆

 

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 すぐ脇にはたっぷりと水を蓄えて流れる用水路もあったよ(*´д`*)

 

 さてと大好きな刻印探しは鉄壁のガードで成果なしw

 下界へと戻りやしょう^^;

 

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 下へ戻ると横には現役の『黒東第三発電所』がありやした。

 ここは建設にあたって、先代の発電所になるべく近づけるようにしたんだとか。

 

 残念ながら今基準じゃ煉瓦を積むのは無理なので煉瓦タイルなんだけど、

 先代と同じ煉瓦の色合いに似せたものを採用したいってことで、

 何度も何度も試験したそう。

 

 しかもーーー

 色が似てるから即採用ってだけじゃなく、経年による煉瓦の色落ちと言うかその風合いを見定めてまでタイル選びしたんだって(時間かかるよ?マジで)

 

 正直、わたしってば古煉瓦以外のイマドキ煉瓦には興味ない。

 ましてや煉瓦タイルなんてもってのほか。

 

 だけど、ここまで現状の物で先代の建物になるべく近づけたいんだって言うその気概(熱いハート)には頭が上がらない!

 と言うか愛されてるよね!素敵だよここ。

 来てよかった^^

 

 ---さて一通り見終えて駅に戻ることになった。

 

 でもバスも無いし結局帰りは歩いて駅まで戻ったよw

 んー・・・戻ってきたのは良いのだけれどおー

 次の電車まで1時間近くもあったとです^^;

 

 だったらばと言うことで、ブラブラ散策することにしたっす(駅前に酒屋さんがあるから購入して飲んで待っててもいいんだけれど、

 何かまだまだありそうな感じだったしね☆)

 

 そしたらこれが大正解だったす^^

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 入善に来た時にブラブラした際、丸善醤油さんの煙突や煉瓦ボイラーに出逢ったんだけど、

 その通り道のもうひとつかふたつ隔てた小道に入り込んだ私。

 そこには見た目真新しくも感じる『ちとせ』って言うお店があったとです。

 

 ぶっちゃけ『煉瓦とか古めかしい建物でもなんでもないやー!パス!!!』ってスルーしかけたんすが、

 

 が!!!

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 でもどう見てもお勝手口の敷煉瓦に目が行ってしまったのよん^^;

 だって古そうじゃん!

 

 開店前?だし、お店の人もいなそうだし、ちょっとじっくり見てみようかな~と覗き込んだの。

 

 するとーーーーーー

DSCF4945.jpg

 え!?

 何この屋号の山に石の刻印は!!??

 初めてみりゅうう!

 

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 こっちは『レ』かな?

 

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 こっちは『フ』かな!?

 

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 こっちにも『レ』???

 

DSCF4949.jpg

 これに至っては讃岐煉瓦みたいな『ひし形、もしくは井形』の刻印まであるじゃないのさあああ!(しかも刻印二重押し)

 

 まさかの出会いにビックリ^^;

 そのどれもがどこの煉瓦工場なのかは不明なんだけれども、ブラブラして良かったw

 

 いったい・・・この『ちとせ』さんって何なのよ・・・

 居酒屋っぽくも見えるけど何???

 

 ーーーって調べてみたところ、

 

『ちとせ旅館』と言う和風旅館でした(居酒屋かと思ってたよ!)

 でも経営者さんが陶芸家?

 なるほど、アンティーク煉瓦もプロデュースしちゃうかもね?

 とは言え入善に来て煉瓦刻印が見られて私ってば満足っす(*´д`*)

 

 さあ~あとは位置ゲーしながら富山駅へ。

 後はここから新幹線で帰宅するのみ。

 

 でもせっかくなんで富山の料理を電車までの待合の時間で食べたっすよ^^

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 白エビに~

 

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 ホタルイカの黒墨あえに~

 

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 沖漬けに~と、地元っぽいの食べました(あとはホタルイカの刺身とか。本当は白エビの丼とか食べようかと思ったけど高いんだもんw)

 

 でも富山はヤバいね!

 だって酒のつまみが旨すぎるw

(帰りは泥酔♪)

 

 次回は福島県いわき市での煉瓦との巡り合いだすうー☆

 


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琴音の煉瓦刻印発見録♪『新潟県直江津・旧いかや旅館の刻印☆』 [琴音の煉瓦刻印発見録♪]

『日本煉瓦製造㈱の上敷免製の煉瓦がどこまで流通してたのか調べるのがライフワークなんですよ^^』

 

 かつて、とってもとっても場違いながらも私ってば、

 神奈川での『ある煉瓦の懇親会』に参加してたの。

 

 それは博物館の館長さんやら学芸員さんなどがワンサカ居た酒宴だった。

 

 そこで同じテーブルに座ってたオジ様が熱く語ってたのがこの前述のセリフ。

 

 そのオジ様と言うのは、実は日本煉瓦製造㈱に勤めていらっしゃった方でした。

 創始者である渋沢栄一のことを常に『先生』と語って私に色々とお話をしてくださったのです。

 

 ただの一介の煉瓦好き少女である私は臆し、

 結局、彼との連絡先などのそういう付き合いも無くその場を終わりにしてしまったのです(大変悔やまれるっす)

 

 そのオジ様が言っていた、日本の過去の煉瓦工場としては最大手にして最古参煉瓦メーカーである日本煉瓦製造㈱の明治初期の刻印『上敷免製』

 私も日本の色んな場所へと行くる道中、遠ばずながらもそれを調べていたんすよ。てへ☆

 

 ーーーさて今回は北陸シリーズです^^

 それは偶然の産物。自分の予期せぬ場所にそれはありましたっす☆

琴音の煉瓦刻印発見録・新潟直江津・旧いかや旅館の煉瓦塀.jpg

ダル大夫・まりあ.jpg

 今回もご多分に漏れず、今ハマってる位置ゲー『レキシトコネクト』&『駅メモ』の各キャラの育成へと飛びだった私w

 

 かと言って、ただ電車に乗ってゲームだけの為に時間を費やすなんてそれこそ無駄なお話。

 当然『目標』を決めます。

 

 今回は『北陸の煉瓦』を目指すことにいたしあした(*´д`*)

 一応メインは『富山県の、ある煉瓦構造物』がメイン。

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 本当ならバビューンってな感じで、さっさと北陸新幹線で富山駅へとワープすればいいだけなんすが、、、

 越後湯沢駅でほくほく線に乗り換えて新エリア&路線獲得と言うのんびり旅行っすw

 

 

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 さてと新潟県の直江津駅まで到着。

 ここからローカル線に乗り換えて富山駅方面へ向かいやしょう。

 

 が!

 

 ここで『問題発生!』

 

 お腹痛くなっちゃってトイレにこもってたら乗るはずの電車を乗り過ごしたでやんすw

 

 あうう・・・

 次の電車まで約1時間後・・・

 ローカルって怖い^^;

 

 さてさて何回か来たことある直江津駅なんですが、下車して街並みを覗いてみたのは一回こっきり。

(※10年前に金沢競馬場を目指していた時にブラっと歩いてみただけ)

 

 せっかくなんで暇つぶしに街巡りでもして時を過ごしましょうず☆

 

 でもどうせなら『やっぱり煉瓦』がいいよね!

 

 そう思った私はスマフォでさくさく検索したのでありんす。

 するとビックリ!

 どうやら駅前にめっちゃ古い煉瓦構造物があるらしい・・・

(駅前に煉瓦構造物があるだなんて知らなんだ^^;)

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 それは駅前にある『ホテルセンチュリー・イカヤ』の裏手にあるらしいっす。

 

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 グルっと回ってみれば、こっちがメインホテルなのかな?

 立派なホテルがドーンとあったとです。

 

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 そこの脇の路地を進むとおーーー

 

 

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 あらら、

 ほんとにいかにもめっちゃ古そうな煉瓦塀があるじゃないのさあ(*´д`*)

 

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 造りとしてはイギリス積み。

 ところどころ焼き過ぎ煉瓦も散在。

 

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 ん?なんだろ?

 煉瓦で閉塞したアーチ部位もあるっすね。

 

 通用門か何かを煉瓦で後から埋めちゃったのかなあ???

 

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 その上部は蛇腹の装飾煉瓦ちゃん^^

 わざわざ煉瓦塀に飾りを入れるんだからお金持ちさんだったとかかな?w

 

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 その塀の向こう側には入れないみたい。

 でも戸の隙間から見たそれは表側と変わらずの古い煉瓦塀でした。

 

 さて、せっかくなんでいつもの刻印探しをしようっす(*´д`*)

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 ん~・・・辛うじて突出してる軒下煉瓦面にはそれらしいものは無いかなあ・・・

 

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 とは言え、この煉瓦塀、

 まだまだ角を曲がっても続いてるよ!?

 

 せっかくなので行けるところまでその煉瓦塀を見に行くことにしたお(*´д`*)

 

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 するとかなり奥まったとこまで煉瓦塀が残っていました。

 

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 恐らくここまでであろうと言う場所は、

 更に二倍くらいの高さの煉瓦塀の名残。

 ---積み増したのかな?

 

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 よくよく見ると

 下段はイギリス積みだけれども、

 上段はフランドル積み!

 

 んん・・・よく分からなくなってきた^^;

 だって積み増したなら積み方の古いフランドル積みが上方にあるってとってもおかしい・・・

 

 じゃあ~後から趣味でフランドル積みで積み増したのかな?って思うんだけどー

 私の見立てじゃ上の部位の煉瓦の方が質感的に古そうなんだよなあー・・・(困惑)

 

 とは言え、こんな駅前に煉瓦物件があっただなんてと私ってば超絶興奮!

 しかも乗り過ごすと言うかー

 お腹が痛くならなかったら出会えてなかった偶然。

 

 うんこに感謝っすねw

 

 さて、煉瓦刻印を求めて煉瓦塀の果てまで来たものの、

 軒下煉瓦ちゃんにはそれらしいものは無かった。

 首が痛くなるくらいガン見で見上げて探してたのにいいー^^;

 

 でもね?

 上ばかり見上げていてはいけなかったようです。

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 よくよく見れば、この煉瓦塀周りの東側には小さな用水が流れていたのですが、

 その脇に並んでいたのもまた煉瓦ちゃんだったの(*´д`*)

 

 この煉瓦が目の前の煉瓦塀の煉瓦と別物と捉えるのは無理でしょ。

 恐らくこの煉瓦塀の余り煉瓦か、

 もしくはそれに近い年代の煉瓦ちゃんのはず。

 だって見た目にも古そうだったしね(これは経験則でしょうか)

 

 一個一個、その煉瓦たちを注視していくとーーー 

 

 

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 きた!

 

 これは『日本煉瓦製造㈱の明治期の刻印・上敷免製の刻印』(*´д`*)

 

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 他にも何個か同じものが☆

 

 オジ様が酒宴で言っていた。

『私の調べた感じだと新潟方面が上敷免煉瓦の北限かも』と。

 

 もしかしたらばオジ様はここも見たのかな?

(※まあ恐らく私の見立てじゃ燕市の香林堂を調べたのでは?と思うっすけれど。あそこもまた上敷免製煉瓦)

 

 さてじゃー、この煉瓦塀は一体何なのか?を調べましょうず^^

 

 それはズバリ『イカヤホテルの前身である旧いかや旅館の煉瓦塀の名残』なんだそう。

 明治5年創業。

 許可を得てないので創業時の写真は掲載できないけれど、その佇まいは当時としてはハイカラ奇抜!

 しかも駅前でとっても目立つ旅館さんでした(ネットで調べればいくつか画像が見れると思います^^)

 

 ・・・ん?

 明治5年創業?

 

 私がなぜ疑問に思っているかと言うとーーー

 渋沢栄一が政府からの要請を受けて民間として日本煉瓦製造㈱を創業したのは、

 確か明治21年だったような気がしたからっす。

 

 と言うことは創業時にはこの煉瓦塀は『無かった』

 もしくはあったとしても『地元の煉瓦を扱った』のでは???

 後から『何かしらの理由で上敷免製で積み上げた』のかもしんない。

 

 うーん・・・

 答えは結局分からなかったんだけれども、

 ヒント的なものはこの直江津の歴史を紐解くと少しだけ見えたような気がします。

 

 実はこの直江津と言うか上越なども含めて江戸期から幾度となく『何度も大火に見舞われる地域性』だったとのこと(何故や?本州がくの字になってる部分が丁度新潟付近。地形的なことや季節風などの影響もあったんでしょうね)

 

 それは明治も大正も昭和にもたびたび見舞われたそうっす。

 

 さてここで煉瓦塀を追いかけて最後にたどり着いた場所を思い出してみやしょうず。

DSCF4887.jpg

 区分けする煉瓦塀ならばこんな高さの煉瓦塀はそれほど必要ないはずっす。

 

 恐らく室町時代からある日本家屋を大火から守る為の防火壁『うだつ』と同等の理由で、

 後年に煉瓦壁を積み増したのではーーーなんか想像しちゃったりしてね、アハハw

 それがたまたま流通していた上敷免製だったのかも。

 

 ま、これはあくまでも一介の煉瓦好きガールの推察なんで気にしないでね☆

 

(※でも的はそんなに外していないと思うんすけどね。なんせ元々、直江津駅は信越本線の終点だった時期もあるし、今ではアプトのみちとなってるけれど信越本線新潟群馬越境付近には日本煉瓦製造㈱の上敷免製の煉瓦が使われてたし、直江津まで上敷免が来てたのは不思議じゃないはず^^

 

 ってな感じで、結構ガチで推察してみた私。

 だってもう会えないかもだけれども、酒宴で出会った日本煉瓦製造㈱のオジ様は、

『私にとって古煉瓦探求の礎の一人』ですから☆

 

 またどこかで会えたらいいな。

 そしたらたくさんたくさん煉瓦の報告したいんだ(*´д`*)

 

 ---さてさて

 実はもう一つ直江津にはこれと同様な煉瓦の物件があるみたいなんだけどお、

 次の電車を考えると時間が無いみたいだからまた今度ね☆

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 再び直江津駅まで戻ってきた私は駅直近の駅そば屋さんに目を奪われた(ズキューン)

 

 ・・・なんせ朝から飲んでしかいない(酒です)

 

 すると地物を謳ったうどんやそばがあるじゃないですか(*´д`*)

 お時間的にもサクサクいけるしと暖簾をくぐった私だすうー(*´д`*)

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 頼んじゃったのは『大めぎすうどーーん』

 

 私的には『めぎすってなんぞ???』って思ったけどお、

 ニギスのことなのね^^;

 とは言えメッチャ空腹にズドーンと美味しいパンチを喰らったよ☆

 美味しかったー(*´д`*)

 

 偶然に立ち降りた直江津だったけれど、

 色々と出会いがあって楽しかったっす^^

 

 さて次回は富山県へと突入。

 実はここもメインと思ってた所より不意打ち(偶然)が楽しかったのです。

 気になる方は是非見てねw

 


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