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琴音の煉瓦刻印発見録♪『旧本庄商業銀行煉瓦倉庫の刻印☆』前・ローヤル洋菓子店 [琴音の煉瓦刻印発見録♪]

 せっかくの春だよりです。

 どうせなら桜と煉瓦のコラボでも写真に収めようかと模索したのですが、

 これがなかなか見つからねーw

 と言うことで桜は諦めたとですw

 その代わり久しぶりにガッツリと煉瓦建築に溺れてこようと決めたの^^

 

 さて今回の目的地はーーー

 埼玉県本庄市っす^^

 ではではどぞーーーーー

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 今回もレキシトコネクトのレベル上げの一環で城址と煉瓦がありそうな遠くの地方へと旅立った私っち。

 ポケモンと違ってこっちは田舎なら田舎ほどレベルが上がりやすいのがええね(*´д`*)

 

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 ちょっとリッチに特急りょうもう号でお酒を飲みながら目的地に向かっていたら、

 館林駅で東武スカイツリーライン新型特急『リバティー』の試運転に出くわしたっす(*´д`*)

 デビュー前に見れて超絶嬉しい☆(4月21日デビュー)

 5月の連休は、お兄ちゃんと夕実っちと三人でこのリバティーで会津喜多方を再訪する予定なの。

 なぜかと言うと関係者さんかな?その方に喜多方の煉瓦の刻印を見に来てくださいなって言われたから(*´д`*)

 

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 太田駅で乗り換え。駅前の車止めが可愛い(*´д`*)

 

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 と言うことで本庄駅に到着っす^^

 駅前案内板を見るからに、どうやら結構目的の建物は近そうっすね☆(①番です)

 

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 デザインマンホールもパシャリ。なんの魚なのかな?(調べませんw)

 

 さて歩き始めてすぐ、

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 さっそく煉瓦ちゃんのお出迎えです^^

 目的はここじゃないのだけれど、隣の市が煉瓦の深谷市だけあって、本庄市にも結構煉瓦ちゃんがいそうっすね(*´д`*)

 

 そこから歩いて数分ってところで、

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 またもや煉瓦ちゃん発見っす☆

 本庄仲町郵便局の駐車場に煉瓦っぽいの見つけたのでいざ突入であります。

 

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 ほえ~こんな煉瓦壁があるだなんて、この郵便局って結構古いのかしら?

 そしてその奥にはーーー

 

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 敷地内に『諸井家住宅』なる指定文化財があったとです。

 諸井さんってどんな人なんだろ?ってこの時、疑問に思ったんだけどお、

 その答えは目的地で見つかることになるのです。

 

 

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 歩いていると交差点の脇に煉瓦やら屋根瓦を使ったお店の看板?っぽいのがあった。

 ちょっと古っぽいのでチェックしよw

 

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 ん? 屋根瓦部位には刻印が。

 

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 煉瓦は・・・ちりめん皺じゃん!

 古煉瓦で間違いないっすね。どこからか集めてきて作ったのかなーこれ。

 

 さてさてさて、ようやく目的地に到着したみたいっすよ^^

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 ここは旧本庄商業銀行煉瓦倉庫

 明治29年に旧本庄商業銀行の繭倉庫として造られたっす^^

 銀行に繭倉庫?って思われる人もいるでしょうから簡単に説明するっす。

 かつての明治期の日本近代化を支えたのは何といっても紡績・製糸業。

 鐘紡や富岡製糸場が活躍した時代でした^^

 ここ本庄と言うか埼玉県北部・群馬県栃木県南部はまさにその工場たちのメッカだったわけっす。

 とりわけこの本庄と言うのは養蚕農家が数多く集まる地域で本庄市の経済を支え発展させたのです。

 繭の取引で富岡製糸場とも縁があるんすよね~^^

 

 さてここまで踏まえてからさらにかみ砕いてお話しやしょう。

 製糸業者は良い繭、繭の安定供給・大量の繭を欲しますよね?

 どこも我先に繭を仕入れたいわけですよ!

 そうなると買い付け資金として多くのお金が必要になってくるわけなのです。

 そこで登場するのが目の前の倉庫っす。

 繭を担保にお金を貸し付ける為に出来たのが本庄商業銀行であり、

 大事な大事な担保として繭を保管するために建設されたのがこの赤レンガ倉庫って訳っす^^

 

 そんな煉瓦倉庫も昭和51年(1976年)にはローヤル洋菓子店が譲り受け営業していましたが、

 それも2011年に閉店。

 元々、蔦の這う煉瓦建築でしたが人手が無くなってからは増々廃墟っぽくなってたっす^^;

 こんな歴史ある物件を無下にしてはいけないと本庄市が買い取り、

 早稲田大学理工学術院建築学科の研究室とタッグを組み、

 2年の耐震補強を経て、このほど4月1日に交流施設として生まれ変わったってわけっすよ(*´д`*)

 つまりは出来立てほやほやです(明治29年だけどw)

 

 ---本当はもっと前に来たかった場所。

 煉瓦マニアなら誰もが知る『ローヤル洋菓子店の赤煉瓦』って有名でしたしね^^

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 さて当然煉瓦刻印探しをしましょうず^^

 まずは裏手から(表側は眩しいのでw)

 

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 鉄扉素敵ね(*´д`*)

 

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 軒下の通風孔もチェック。

 

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 下部は焼過煉瓦ちゃんっすね^^

 典型的なイギリス積み。

 

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 さて、久しぶりにガチで軒下をぐるりと見て回ったのですが・・・(いつもは首が痛くなると諦めるw

 外観の煉瓦には刻印らしきものが見つからなかったっす・・・^^;

 ここまで来て見落としたくないなあ~と双眼鏡をもってもう一周しかけた時、

『中もぜひ見ていってくださいよ^^』と、施設のお姉さまがお声をかけてきてくれたんす^^

『あ、はい^^ ぜひ見させていただきます☆』

 外観はいったんお開きにして中へと入ることにしたっす(*´д`*)

 

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 1階は見学無料の資料展示と簡易の飲食スペース。

 2階は要予約の有料多目的スペースっす。

 ここからはお姉さまがつきっきりで色々と教えてくれたよ!(*´д`*)

 

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 まず気になったのは窓のサンの部位。

 ここも少しだけど煉瓦面が露出してた。

 

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 煉瓦の中に黒ずんだ木片が。

 これはさんざん習ってきたので『木れんが』だと思うっす^^

(木を埋め込むことによって建材同士を接合しやすくするんです。釘もこれなら打てるし梁や柱に接合しやすい。

 黒いのは防腐の為に焼いたんじゃないかな)

 

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 スペースの隅にはご自由にお持ち帰りください的な絵葉書サイズの解説付きフォト。

 お姉さま曰く『まだ出来たばかりで本庄商業銀行煉瓦倉庫のパンフレットは出来てないんですよ~』とのこと。

 その代わりここを紹介する市の広報誌を私は一冊いただきました^^

 

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 ネタバレになっちゃうと言うかもともと見当はついていた。

 ここに使われている煉瓦はお隣の深谷市にかつて存在した日本煉瓦製造㈱の上敷免製の刻印だろうなあ~と思っていたら、やっぱり正解みたい(*´д`*)

 でもそれが外観には見つけられなかった・・・

 どうせなら刻印見つけたい!

 そう思って内観も探してみることにしたとです。

 

 するとーーー

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 ひゃっほー!あったよあった!

 楕円に上敷免製のの刻印ちゃん(*´д`*)

 これは二階へと上がる階段の窓の下辺りにあったやつっす☆

 上敷免製の『製』の部分が見えるよね!

 刻印をパシャパシャ撮影していたらお姉さまが

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『煉瓦の刻印ですか☆ それならばこちらにも展示してあるのですよ^^』と連れてってくれました。

 私が見つけたところにも矢印か何か置いてほしいなあ(*´д`*)

(展示物の方は擦れていて少し見にくいしw)

 

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 この壁にある丸い跡はお姉さま曰く『円筒状に切り出して煉瓦の状況を見た名残』なんだそうです。

 その際に壁の中にある煉瓦刻印も見つかったそう。

 その後はきれいに元に戻したってんだから凄いよね!

 

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 さて有料だから期待していなかった二階部分。

『見学は全然かまいませんので是非とも二階も見ていってくださいね^^』とお姉さま。

 要するに団体などの施設利用などでは有料スペースだけど、見学は可とのことです^^

 私は『是非!(*´д`*)』と喜んで上へとのぼったのであります☆

 

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 まっさきに飛び込んできたのは天井の梁『キングポストトラス』

 斜めに組み木を入れることで強度を増す方式(簡単に説明するとね)

 スペースに柱を立てずとも屋根の荷重をしっかり支える訳だから、

 より多くの生繭の保管スペースを作ることができたわけっすねえ~^^

 

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 ふおー!めっちゃ広いし超素敵空間(*´д`*)

 お姉さま曰く『なるべくそのままを見ていただきたいので空調も上にはつけませんでした^^ その代わりに床から空調できるようになってるんです^^』

 なるほど!

 エアコンとかあったら興ざめだもんね^^

 下に見える穴がファンみたいになってるんすよ、建物愛だよね(*´д`*)

 

 ここでお姉さまが『個人的に気に入ってる風景があるんですよ^^』と、ある窓辺から外を見てくださいと促すのです。

 窓の外にはーーー

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 え!? なにあの棟瓦!!!

 あんな立派で独特な屋根の棟の部分見たことないよー

 

『実はですね、お隣さんの蔵の屋根なんですよ^^ お金持ちだったんじゃないかってねw 下からは絶対見えない風景なんです。だから素敵じゃありませんか?』

 いやあ~ここに来れないと見れない景色と、その様に感動っす(*´д`*)

 

 さてさて、お姉さまはちょっと下へと戻ることになり、ここからはじっくり探索っす^^

 当然煉瓦刻印探しだよw

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 するとーーー

 

 

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 ここにも薄っすらだけど上敷免製っぽい刻印が(*´д`*)

 

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 こっちは傷かな? でも楕円が怪しいよね^^

 

 そして一階に降りたところで再びお姉さまと談笑しました。

 ここの詳しいお話や、深谷のホフマン輪窯の話、

『ここ以外にも煉瓦の施設とかないですかね?』とおっしゃるので『あそこやここなんかもいいですよ』とか、

『近くに渡船があるんですよ^^ 手を振ると船頭さんが来てくれるんです^^ あれいいですよ~』

『その渡船は、かつて私が目の前まで行ったけれど土砂降りで乗り損ねたとこっすw 確か島村の渡しですよね^^ 実はあそこの河川敷にも煉瓦ちゃんが・・・』

『え?あそこに煉瓦があるんですか!へえ~』とか、

 煉瓦話に楽しいひと時を過ごさせていただきました(*´д`*)

 

 さて先ほどの郵便局の答えがここにありました。

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 諸井さんて秩父セメント(現・太平洋セメント)の創始者だったんすね^^

 郵便取り扱い業務や電信電話業務もやってたなんてねえ。

 ちなみにですが、

 郵便局と契約すれば今現在も簡易郵便局として個人で郵便局やれちゃうのは内緒っす☆

 

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 いいものを見、いいものに触れ、いい人に出会えた素敵な旅でしたよ今回(*´д`*)

 また次も知らない街に飛び出して素敵な発見をできたらいいね☆

 ではではまたいつの日かっす^^

 

 


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