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琴音の煉瓦刻印発見録♪『全部見せます?愛知・佐久島煉瓦の祠編☆』 [琴音の煉瓦刻印発見録♪]

『当時は興味無かったけれど、そう言えば煉瓦の祠が一杯あったぞ^^』

 

 お兄ちゃんちに飯を作りに行った際にこう言われたのだ。

 思わず私は『それどこよ!?』と食いついた!

 

『愛知県の三河湾に浮かぶ佐久島ってところだぞ^^』

 

 ほほー、なるほど(興味上昇)

 

 お兄ちゃんに『あんがと!そして自分で飯つくれボケカス!』とお礼と侮蔑をお見舞いしつつも、

 私の中にふつふつと煉瓦魂が沸き起こった。

 

 っつーことで離島の煉瓦を探しにレッツゴー!

 と言うかまた愛知県なのねw

全部見せます?愛知・佐久島煉瓦の祠編.jpg

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 新幹線ひかりの先頭座席を早朝陣取り、

 

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 コンセントゲットしながら位置ゲーしながら愛知県へと向かいやした(*´д`*)充電ウマー

(最近始めた駅メモっす☆)

  

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 豊橋で降りて名電に乗り換えて新安城駅へ(また来ちゃったよw これで4月は2度目だね)

 

 そこから西尾線に乗り換えて西尾駅へ。

 更にそこからタクシーで15~6分でしょうか?

 一色港ってとこまでやってきやしたよ^^

(地図上では吉良吉田駅か福地駅の方が港に近いんだが・・・タクシーもバスも少ないので。経験から)

 

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 出航時間ギリだったからヤキモキしたけれど無事に往復の乗船券ゲット!

 いざ三河湾に浮かぶ有人島3島がひとつ『佐久島』へと向かったっス^^

 

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 ものの15分くらいで無事着岸。

 

 島のスペック的にはぐるっと回ってだいたい11キロくらい。

 島の形としては欠円状。

 西と東とで集落を形成してるって感じかな(中央部は学校や駐在所などの官とか公な施設がありんす^^)

 

 歴史的には古墳や貝塚などが発見されたり結構歴史の古い島だったりするのですがーーー

 特にそれをメインに押し出すわけでもなく、

 お手軽離島旅とか名物大あさり丼とか近代アートの島として観光客を呼び込んでいる感じっすね^^

 

 さて私は観光に来たわけじゃないっす。

 あくまで煉瓦ちゃん目的。

 さっさと行きやしょうず☆

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 まるで鬼の洗濯岩みたいな海岸線を歩いているとーーー

(ブラタモリで言うところの隆起して固い地層と柔らかい地層が波に洗われて出来た島なのかもね)

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 おひるねハウスなるものが浜辺にドーーん!

 

 カップル達がパシャパシャ写真撮ってましたっす(寝ようとしてる人はいなかった)

 そういうのに興味も無く先へと急ぐ私。

 

 なぜかと言うとこれから向かう煉瓦の祠と言うのは、

 風化や退廃したものを含めて80を超える数が佐久島に点在してるからなんすよね^^;

 

 んで、よい機会なんで、

 ここらで『この佐久島の煉瓦の祠とは何なん?』って説明しておきやしょう^^

 

 ズバリ言えば『四国八十八箇所霊場巡りを模したもの』でしょうか。

 

 大正初期には日本各地で同じような霊場巡りが作られたんす。

 お遍路が各地でも流行ったんすよ(元々昔からあったものに付随して88とかにしたとか、まあ~色々ね)

 

 その中のひとつにこの小さな離島『佐久島』もあったとです。

 大正5年が始まりとされる佐久島のお遍路。

 弘法大師の弘法巡りとして祠が作られました。

 

 そして流行り(時節柄)でしょうか?

 当時の愛知県が煉瓦などの窯業が栄えていたからでしょうか。

 そのほとんどが『煉瓦の祠』だったっつー訳なんすよねー(*´д`*)

 

 その幾つかは風化して退廃しているものの、佐久島弘法プロジェクトとして近年蘇ったものもあるそう。

 その中には『かつて使われていた煉瓦の再生利用』も存在するの。

 

 つまりはですよ?

『現存・新築問わず、煉瓦の祠には昔の煉瓦が使われている可能性大いにあり!』ってことなのよねー(*´д`*)

 

 ならばいざ行かん!って感じでしょ?マジでさw

 

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 さてとこの島には主に『三箇所に煉瓦の祠が偏ってます』

 

 西集落の裏手にある『大山にある白山社周辺』

 東集落の裏手にある『秋葉山にある秋葉神社周辺』

 そして

 東集落の岬側にある『富士山の浅間神社周辺』っす。

 

 では手始めに西集落を通って大山へと登りましょうず^^

 

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 およ?

 集落の黒板塀に混じって煉瓦ちゃん発見(*´д`*)

 

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 門の敷石も煉瓦ちゃんじゃないかーい(*´д`*)

 

 とは言え民地なのでサラッと見ただけで次へ

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 すると早速、集落内に煉瓦の祠八犬伝っす!

 第84番札所。

 残念ながら刻印らしきものは無し。

 

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 さてと集落を抜けて大山へと向かいやしょうず^^

 

 すると早速ーーー

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 第56番所の祠登場☆

 

 これは恐らく再生された祠。

 でもーーー

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 土台部はかつての煉瓦みたいね^^

 ・・・刻印無いので次いきますかw

 

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 第57番所

 無し^^;

 

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 58・59・60と見たけれど刻印無しw

 結構古そうな煉瓦なんだけどなー

 

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 61も無し。

 

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 62番に至っては、祠までの敷石まで煉瓦と言う立派なもの。

 でも無いなあ~^^;

 

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 63・64・65・66・・・

 コンクリの祠も登場。

 刻印無し。

 と言うか罰当たりなので一応一個一個拝んで見させてもらってるっす。

 

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 67もまた敷石やそこまでの脇まで煉瓦ちゃんだけれどここも刻印は無し^^;

 

 さて次からは70番台に

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 77・78・75・74・73・72と幾らか抜けてる番数はあるのですが、

 ここもまた刻印は無かったっす^^;

 

 えっと・・・

 こんなにも煉瓦の祠があると言うのにどういうことなの?

 やっぱ神聖だからなのかな。

 煉瓦教会建築の時も思ったけれど、

 中々刻印が表にくる、もしくは目立つような積み方はしないみたいね^^;

 

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 さてさて次は東の集落へと行きましょうず。

 地図にもある通り秋葉神社付近に主に祠が集中してそうっす^^

 

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 第80番・・・

 完全に近代再生化されたうちのひとつですねw

 

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 75・74無し!

 

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 76に至ってはイマドキ煉瓦ちゃんだよねこれ^^;

 

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 77番。

 見た目も古そうな煉瓦ちゃん☆

 

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 試しに煉瓦の敷石の一つを罰当たりですが少し裏返して見てしまいました。

 

 するとーーー

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 うぎゃああああああああああああ!!!

 やっぱり罰が当たったあああ^^;

 思わずムカデのお出ましに尻もちついた私・・・

 

 もう二度としないので許してください・・・(原状復帰)

 

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 73・72・71番札所。

 秋葉神社方面の祠は結構古そうだけれども刻印なし。

 勿論見える範囲でのことだけど。

 

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 78・70・69・68。

 ここも無い・・・

 と言うか?

 この88遍路って順番はどうなってるの???

 道なりに歩いてるのだけれども所々、順不同な気がするし^^;

 もしかしたら道の脇には無いものや退廃したものとかには番号ふってないのかしら?

 

 そんなこんなで歩いて行くと

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 森の中にひっそりと佇む建物に出くわしました。

 でも立ち入り禁止のトラロープ張ってあるけど何なのかな???

 

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 あっ・・・

 これは失礼いたしました^^;

 そそくさと別の道を辿ることにしたお・・・

 

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 50・51・52・53・54とコンクリの祠が登場。

 でも綻びた部分からは煉瓦が覗いていたの。

 中身は煉瓦ちゃんだったのね^^;

 

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 ここからは23・・・ん?

 いや、

 札は49番って示してるよね???

 

 もしかしたらばこの島にお遍路が始まった当初と今現在とでは札番所の割り振りが違っていたのかも。

 

 

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 48・47・46・45。

 再生されたものがほとんど。

 と言うか別物になっちゃってる奴もあるような・・・^^;

 

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 さて地図上にも書いてある上水タンクまでやってきました。

 この先がいよいよ東の秋葉神社付近なはず(今までのは西から東への移動途中で見た祠だったりするっす)

 

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 秋葉神社到着!

 

 神社だから玉垣って言ったらいいのかな?

 本社の周りを囲う石積みが趣満載!

 

 だけれども・・・

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 この神社の周囲には番数もふられてない退廃した祠跡が数多くありました・・・

 東と西、どちらからも一番遠い神社だからなのかな?

 

 とは言え祠に本来あるはずの弘法大師像はいないので新しい場所へとお引越ししたのかもね^^

 

 さてここからは東の集落への下り坂の脇に祠が集中しています。

 見れる範囲で見て行きやしょうず(*´д`*)

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 43・42---

 

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 ん?

 道のど真ん中にも祠が^^;

 

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 それはと言うと第40番所。

 今どき煉瓦ちゃんです^^;

 

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 さてここまで80番台70・60・50・40って見てきたわけだけれど、

 どうやらそれより若い番数は東の集落の岬側にある富士山の周囲に祠があるみたいなので、

 一旦集落へと降りて再び山を目指しましょう(山っつったって標高40~35メートルくらいっすw)

 

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 荒々しいけれど素敵な集落の石垣を横目に見つつも富士山を目指すよ!

 

 するとーーー

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 さっそく6~31番札所はコチラの案内板が^^

 

 そしてとうとう出会いに達する。

 その出会いとは勿論、ここへ来た目的『佐久島の煉瓦の祠に刻印はあるのか?』でありやす^^

 

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 残念ながらその出会いは札番所も掲げられていない名も無き煉瓦の祠跡でした。

 

 道から少し外れた草むらの向こうにそれはありました。

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『五五の刻印』

 

 どこの煉瓦工場なのかも分からない漢数字の55

 

 本来なら探しても探しても見つからなかった刻印をようやく見つけて勝利のガッツポーズしてる私のはずだったんだけれども、

 なぜかとっても寂しい感じの刻印発見だった気がします^^;

 

 とは言え『煉瓦刻印は存在した』と確認できたので御の字。

 残り幾つかの祠も見ていきやしょうず^^

 

 ここからは写真の羅列(ダイジェスト)

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 結局、30~8番まで新旧の祠を見て回ったのだけど、

 刻印が確認できたのは、あの五五の刻印ただ一つ。

 トータルで見てもあれ一個。

 見つけられてちょっとホッとしたのが正直なとこっす^^;

 

 さて、自分なりに見解。

 煉瓦面に対して比較的大きな漢数字の刻印と言えばーーー愛知県では岡田煉瓦さんが関わった煉瓦遺構で多く見かけるものっす。

 半田の赤レンガの敷煉瓦。安城のアンフォーレの敷煉瓦。トヨタ産業技術館の擁壁など。

 

 だから最初は岡田煉瓦さんの製品が佐久島の煉瓦の祠にも絡んでるのかな~と思ったけれど、

 

 フォント(書体)が別物なんだよね☆

 

 結局、私にはさっぱり。

 家に帰ってお兄ちゃんに出どころを探ってもらったけれど、素人の頑張り程度じゃ何も分かりませんでしたよ^^;

 

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 そう言えば残りの1~5の祠ってどこにあるんだろ?って不思議に思ったんだけど(未探索)

 船の時間も迫ってたので、

 

 名物『大あさり丼』だけ胃袋に掻きこんで帰ったっすw

 

 大きな特産アサリをカツ煮風に仕立てた丼ものなんすけどおーーー

 行ってみて!

 食べてみそ!

 これがまた美味しいんだから(*´д`*)

 

 次回は今度こそ北陸の煉瓦ちゃん!

 

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琴音の煉瓦刻印発見録♪『三州瓦・鬼のみち~カメレン(亀崎煉瓦)』 [琴音の煉瓦刻印発見録♪]

『瓦と煉瓦は義兄弟!』

 

 西洋文化『煉瓦』が江戸後期に伝来、

 そこからしばらくは輸入煉瓦に頼ってきた日本の職人さんはこう思ったの。

『俺らにも造れるんじゃね?マジで』

『材料も焼きも同じだしさー』

 

 っつーことで、

 近代化需要で煉瓦が多く必要とされた明治初頭、

 瓦職人から煉瓦職人へとトラバーユする人が数多くあったそうっす^^

 

 さて今回は愛知西三河地方の煉瓦編の序破急の急。最後っす。

 

 瓦の生産で有名だった場所を駆け抜けましたよ^^

琴音の煉瓦刻印発見録♪・カメレンほか.jpg 

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 さてっと、やって来たのは高浜港駅っす。

 

高浜~亀崎までの地図.jpg

 地図で見るとこんな感じ。

 

 長谷煉瓦を見物した私は、そこからご近所駅の北新川駅(名鉄三河線)から一個だけ電車ワープしたっす^^

 

 今日最後に目指すのは境川・・・じゃ無くって川のように伸びる衣浦湾を越えて亀崎駅付近へっす^^

 

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 駅を降りたって最初に気づいたのは、

 

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 どうやらこの付近は瓦の名産地の模様。

 

 ・・・ごめんなさい!

 

 私ってば全然リサーチしてなかったよココw

 正直、亀崎までの通り道程度にしか旅立つ前には思ってなかったの^^;

 

 一富士二鷹三茄子ならぬ三州瓦。

 

 今では東三河(豊田とか岡崎かな)が瓦の名産と言われているけれど、

 この西三河の三州瓦は奈良時代からと言う屈指の歴史を誇る日本三大瓦の一つなんだって^^

 

 ではせっかくなんでブラブラ見物しながら先へといきやしょうず(*´д`*)

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 おおぉー!

 まるで常滑の土管坂を思わせるような素敵なストリートじゃない(*´д`*)

 

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 名前も付いてるみたい。

『鬼のみち』とのこと。

 

 鬼瓦って魔除けの意味合いもあるけれど、その造形はとっても素晴らしいよね^^

 鬼瓦職人って分けられてるくらいそれは特殊なもの。

 瓦職人の中でも上級なんだろうなあ。

 

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 さて坂を下って行くと土管坂ならぬ『土管の坂』の銘が(のぼらないでね☆)

 

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 そこには煉瓦ちゃんもあるじゃなーい(*´д`*)

 

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 思わず見れる範囲で登ってみたよ(おいこら!)

 んでもって刻印とか無いかな~と探しちゃったw

 

 まあ~無かったんだけど、

 普通に考えてこの煉瓦はイマドキ煉瓦ちゃんだと思うし、別にいっかな^^

 

 ちょっと余談なんだけど、

 常滑と言えばの土管坂が先ほど一部崩落して復旧作業中と言うニュースがありました(4月18日頃)

 原因は分からず・・・

 観光名所だけに人も多く訪れる場所でもあります。

 けが人がいなかったことを喜びつつ、

 原因追及や普段のメンテナンスなどもお願いしたいところっすね^^

 

 ---鬼のみちもだいぶ下った頃ーーー

 

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 道から上の土手沿いに煉瓦が見えたんす。

 私は思わず駆け寄った。

 住んでるのか怪しい・・・トタン葺きの家屋の横にそれはありやした。

 

 ・・・なんだろ?

 横っちょの薪小屋を見るからに何かの作業小屋だった?

 でも正四辺の小さな煉瓦構造物じゃ~焼却炉程度しか思い浮かばないっすね^^;

 

 今では使われていなそうな煉瓦ちゃん。

 せっかくなので観察開始。

 

 するとーーー

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『十の刻印』が。

 

 でも『ハネ』の部位が書道的に逆。

 もしかしたら逆向きに私が見ているのかな?

 もしくは『千の刻印』とか???

 

 何にしてもこの旅路で久しぶりの刻印らしい刻印発見にウキウキ(*´д`*)

 

 ちなみに~

 ここ高浜市付近の古地図を覗いてみるとーーー

大正期の高浜市付近.jpg

 あらやだ、煉瓦工場(もしくは窯業)の記号ありすぎw(これは大正9年頃の高浜市地図)

 そのどれかかもしれないし、

 別の地域の煉瓦工場から持ってきて積まれた煉瓦構造物かもだし、答えは分からないかなあ^^

 

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 さてと急ぎましょうず(日もだいぶ傾いてきた)

 

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 まるで大河のように見えるけれど、これは衣浦湾っす。

 本当はもっともっと幅広だったんだって!

 

 実はこの沿岸を埋め立て地にすることで愛知県の数多くの近代工業が栄えたんだってさ。

 舟運も盛んで、ここから全国どころか世界へ!

 勿論その中には窯業もっす^^

 

 さてさて衣浦湾を渡り切ったらーーー

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 お!

 なんか素敵な塀が見えてきたと思いません?^^

 

 さっそくウキウキで近づくわたし☆

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 おお~!

 

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 おお~!!

 何だかとっても荒々しい煉瓦の積み方の煉瓦塀ちゃんが(*´д`*)

 小口面を微妙にずらして突き出てるように積んでる不思議な造形!

 下駄っ歯積みとまではいかないけれど、面白い積み方だよね^^

 

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 その煉瓦塀を追って歩いて行くと・・・

 真新しい煉瓦ちゃんや古い感じの煉瓦ちゃんが見えてきたっす。

 

 私は更に更に先へと歩く。

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 特殊煉瓦?

 第二工場???

 

 どうやらこの煉瓦塀達に囲まれた場所は煉瓦の工場みたいね(すっとぼけ)

 

 その煉瓦工場の名前はーーー 

 ---

 ---

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『株式会社カメレン』っす^^

 

 簡単に沿革を言いますと、

 創業は1919年(大正8年)

 そしてあとちょっとで100年稼働と言う日本屈指の最古参煉瓦工場のひとつでもあるんす^^

 

 創業時の名前は亀崎煉瓦工場。

 カメレンさんのブログによれば

『かつては六角形に亀崎のK』が打たれた煉瓦刻印を使われていたとのことっす。

 

 だから私はぶっちゃけ、その六角形の刻印が残ってるんじゃないかなあ~?って思ってここまでやって来た次第なんすよね~w

 

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 裏手側になるのかな?

 そこから覗き込めば現役製品が山積み。

 

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 その向こうには煉瓦煙突も見えたっす^^

(3本の大型窯が現役であるそうっす。そのうちのひとつの廃煙塔かな)

 

 んでもって~

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 更に先へと進むと工場敷地内に内腔されるように個人のお屋敷があったとです。

 

 社長さんのご自宅かしら?

 

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 こっちも先ほどの粗積みな煉瓦塀ちゃんが!

 

 古い煉瓦ちゃんだろ絶対!ってことで刻印探しするものの、

 結局は何も見つけられなかったって感じっすw

 

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 さてっと、刻印探しは諦めて、

 せっかくなのでもう少しカメレンさんを見てみることにしたお(*´д`*)

 こちらが多分本来の表側になるのでしょうか。

 

 さっき居た場所からは随分と登って来た。

 山を背に、坂に連なるように工場が居並んでたっす^^

 

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 あれ?

 愛知セラミック・・・

 カメレンさんじゃないのかここはと思いきや

 

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 敷地内に見えたタンクには『カメレン』の文字が。

 

 そしてこの坂を挟んで対面にはーーー

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 こちらもビックリ、耐火煉瓦の老舗さんであられる

『美濃窯業株式会社(亀崎工場)がデーンと工場を構えてたんすよマジで(*´д`*)よくみかけるー

 

 亀崎工場自体は昭和初期創設だけれども、

 美濃さんの創業は大正7年。

 耐火煉瓦工場としてはココも現役であり古参のひとつですね。

 

 さて、

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 カメレンさんの工場は腰回りに煉瓦が使われていたので一応刻印探しも^^

 

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 無いねw

 残念至極w

 

 じゃあ~流石に東京へと帰るリミットなので駅へ向かいやしょうず。

 

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 ちなみに美濃窯業さんの方にも、木々の間から古めかしい赤煉瓦煙突が存在しているのが確認できたよ^^

 今も現役なのかな?

 

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 左右に煉瓦工場を有する坂をヒイヒイ・・・言いながら登って行けば、

 ネットフェンスにココは『レンガ坂』って掲げられていたっす(そこまでの坂じゃないけれど、ここまでなんだかんだ20キロ近く歩いてるので・・・)

 

 今まで煉瓦通りとか煉瓦道とか謳われている場所をいくつも通って来た私っすが、

 ここは納得レンガ坂だと思った(他が名前ばかりだったのもありんすw)

 

 さていかがだったでしょうか?

 煉瓦刻印探すなら古参の煉瓦工場巡りも一手って考えはw

 

 本当はアポとって煉瓦工場見学っつーのがめっちゃベストなんですが、

 まあ~私は、ゆるふわ煉瓦マニアだからねw

 

 さて次回は・・・ナイショw

(※今回からniceもコメント欄も閉じさせていただきます。返礼の訪問も出来ない現状。

 一方的にnice頂く訳にはまいりませぬのでね^^;

 メインブログの処遇も今現在検討中。

 

 なんせ・・・

 去年より忙しい職場なのに二人も欠員してる現状なんで・・・)



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琴音の煉瓦刻印発見録♪『岡田煉瓦~長谷煉瓦☆』 [琴音の煉瓦刻印発見録♪]

『明治から続く煉瓦工場なら古い煉瓦もあるっしょ?』

 

 う~ん・・・実に安易な発想で行ってきちゃいました

 見に行って来ちゃいましたw

 

 ではではそんな現役煉瓦工場巡りの旅、はじまるっす~~(/・ω・)/

琴音の煉瓦刻印発見録♪岡田煉瓦~長谷煉瓦.jpg 

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 さてやって来たのは名鉄西尾線の米津駅

 

 なんでココかってーとー・・・

米津~亀崎.jpg

 ココからココまでの距離を歩くからだよw

 

 折り畳みチャリでもあればもっといいんだけどお、仕方ないね!(貧乏女子ですから)

 

 さて何故ここを起点に選んだかと言うと簡単に説明しますね^^

 

 この付近は大まかに言えば『西三河』っちゅー地方っす。

 愛知県は尾張地方も東三河地方もどこをとっても『陶器』などの窯業が昔から盛んな地域っす。

 

 でも特にこの西三河の一帯こそが、

 明治から数多くの煉瓦工場を生み出し、そして消えて行った 『日本の煉瓦工場のメッカ』っつー訳なんよ(*´д`*)

 碧南・高浜、西尾に安城。

 ここを横断すれば煉瓦工場にぶつかるのだ!

 

 その中でも今日は3つの煉瓦工場を巡りたいと思いやす。

 

 そのどれもが明治大正創業であり、かつ現役。

 もしかしたらば自前の古い煉瓦を今でも残してるんじゃないかと思ったのでピックアップしてみやした☆

 

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 ん?おや?駅前の商店脇に怪しい煉瓦発見☆

 何だろね?コレ(一応刻印は探す)

 

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 その後はひたすら歩きますw

 ぶっちゃけなんもねーw

 広がるのは地平線ですよ地平線w

 

 でもね?

 美味しそうに実った野菜たちが延々と向こうのほうまで広がってる訳ですよ。

 多分、土地が豊かなんだと思うんだ。

 肥沃な大地なんだろうねここらへん^^

 

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 さて1時間以上は歩いたでしょうか?

 煉瓦マニアならば『おや?』って思う看板が目に入ったとです!

 

 そう、今回一発目の目標は『岡田煉瓦製造所㈱』

 創業は明治30年。

 明治から稼働して今なお現役の煉瓦工場さんです^^ 

 恐らく現役としては最古参の煉瓦工場のひとつだと思うっす。

 半田赤レンガにノリタケの森、

 愛岐隧道群や浦賀ドッグなどの歴史的遺産にも数多く関わったとこっす♪

 

 は~ん。そんなマニア垂涎の煉瓦工場が見れちゃうのか~(*´д`*)

 

 っつーことで、

『ここ入る→』って目印を目標にレッツ岡田煉瓦☆

 

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 は~ん(*´д`*)

 いかにも煉瓦工場っぽい煙突が見えてきたー(とろけそう

 

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 近づいて見れば工場の周りには岡田さんのイマドキ煉瓦ちゃんが所狭しと山積み☆

 

 ーーーさてっと、

 私道を行き交うフォークリフトの邪魔はせぬように、ささやかに脇から工場近辺を見まわしますよ(今回はアポもなにもとってない。市の小学生とかには工場見学なんかもあるらしいと聞いたけど)

 

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 建屋を取り囲む用水路には煉瓦の擁壁。

 余裕があれば『昔からある煉瓦ですか?』ってお声がけさせていただこうかと思ったけど自重。

 こっそり刻印の有無をうかがったけどお、特にそれらしいものは無かったかな^^

 

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 ん?

 なんか煉瓦造りの(土台部位が)祠がありゅう(*´Д`)

 どちらかというと煉瓦の手洗いシンクの方も気になったけれどパス。

 

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 安全祈願の祠なんでしょうね^^

 煉瓦自体は古くも無い感じ。

 

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 工場自体は波型のトタンの外壁かな?

 よくある工場の外観。

 

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 煙突は煉瓦色だけどどうなんだろうか?

 あんまり昔の物は(特に煉瓦)残ってないのかな?

 

 それでも工場周りをグルっとしてみればーーー

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 取り囲む用水路の擁壁は色々なバリエーションを見せてくれたよ^^

 新旧色々と岡田さんの煉瓦が使われてるみたいね。

 刻印探ししちゃろうかと思ったけど今回はやめておきました。

 だっていつかじっくり工場見学させてもらおうかなーって思ってるので☆

 

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 これは半田赤れんがにあった岡田さんのかつての工場風景(カラー化してみた)

 日本屈指の現役最古参煉瓦工場にやっと出会えてちょっぴりハッピー♪

 

 私は意気揚々と次の煉瓦工場を目指すことにした。

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 そこから歩くこと1時間でしょうか?

 大きな河川にぶち当たった。

 この時点では『川』って思い込んでいたけれど実は『油ヶ淵』って言う湖沼だったみたい^^;

 何でも徳川家康の時代に開削で出来た沼とのこと。

 それは歴史の変遷を経て海へとも繋がったそうです。

 かつて明治期の煉瓦製品の運搬は舟運が主流でした。

 もしかしたらばここを通って岡田さんやその他の西三河の工場製品は東京などにも流通したのかもしれませんね^^

 

 さてここまで歩きどおし・・・

 お腹もペコペコ。

 水分すら補給してなかった私^^;

 だけんどもさー

 コンビニとかも飲食店も全然ないのよw

 ようやく幹線道路付近で見つけたコンビニに飛び込んだ私は

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 清涼飲料水を購入してグビグビ。

 んはー!

 五臓六腑にしみわたりゅうううううw(*´д`*)

 

 さてさて第二の目的地が近づいて来ました(つっても岡田さんとこから結構歩いた)

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 うごおおお!

 何か古めかしい煙突が川向うにみえりゅ(*´д`*)

 

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 うぐう・・・

 でもあの水門って人は通れるのかな???

 ココを通れれば真っすぐ目的地。

 でもでも渡れないとなると結構な遠回りを強いられそう・・・^^;

 

 道があったらいいな。

 無かったらめんどくさーって川べりで右往左往してたら

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 すぐそばの空き地に煉瓦の残骸が!

 もしかしたらばかつて何か建物が建ってたんじゃないかなココ。

 

 いやそんなことより向こう岸へだっ!

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 心配は余計なことだったみたい。

 きっちり人道も整備されていました(しかも目標に直結!)

 

 渡り切った自分を最初に迎えてくれたのはーーー

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 これは絶対古いっしょ!って思われる煉瓦の煙突でしたっす(*´д`*)

 帯鉄補強はされど、見るからに昔の煉瓦。

 今も使われてるのかな?

 

 せっかくなんで工場周りをグルっとしてみやしょうず(*´д`*)

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 工場の土台部位は石積みではあるんだけれど、

 所々に煉瓦が組み込まれていました。

 

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 刻印無いのかな?と背伸びして覗き込めばシワシワの古き機械成型の煉瓦面☆

 

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 かと思えば、イマドキっぽい建築用煉瓦の刻印と言うかロッドが刻まれた煉瓦なんかも。

 

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 古い名残もたくさん☆

 

 煉瓦工場のご近所(っつーか目の前の別の工場)の垣根にはーーー

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 耐火煉瓦や焼きムラが出て廃用となった煉瓦なんかも散見。

 もしかしたらこの工場のおすそ分け?

 

 さてこの煉瓦工場とはコチラ↓

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『長谷煉瓦㈱』

 

 創業はいつからなのかな?って調べたんだけど、会社概要には特に年代が載ってなかったの^^;

 長谷さんの製品通販部門の記載には『100年を超える煉瓦つくりーーー』って記述されてるから明治後期から大正4~5年かな?

(※愛知県下の煉瓦工場の消長って資料には昭和36年に同名でほぼ住所も同じ長谷煉瓦が出てるんだが・・・)

 

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 まあ~何にしても、歴史のある煉瓦工場の周りには『自社製の古い煉瓦の痕跡の可能性はアル』って見えてきた感じ。

 これなら煉瓦工場跡や現存煉瓦建築以外でも刻印の出どころを探る『ひとつの』ヒントに成り得ることが見えてきたような気がするっす^^

 ま、わたしってばただの古煉瓦好きの女子なだけなんだけどねw

 

 さて次回は最後の目的地へ!

 そこには『レンガ坂』なるものが存在します。

 数々、日本にあるレンガ坂とか煉瓦通りって地名を渡り歩いて、そのたびにガッカリしてきた私だったけどーーー

 はあー納得!って場所でしたっす^^

 

 ではではまた今度っす(*´д`*)

 

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