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琴音の煉瓦刻印発見録♪『北海道庁旧本庁舎の刻印☆』札幌赤れんが庁舎 [琴音の煉瓦刻印発見録♪]

『赤れんが庁舎が暫く見学出来なくなるらしいぞ!』

 

 いっつものよーに、おこづかい稼ぎに嫌々お兄ちゃんの飯を作りに行くと、

 お兄ちゃんがとんでもないこと言ってきた!(私にとって限定)

 

 赤れんが庁舎ってのは『北海道庁旧本庁舎』のこと。

 つまりは札幌にあるかつて使っていた古~い煉瓦造りの庁舎跡なんす^^

 

『ええっ!?いつから見れなくなるの??? いつから再開なのさ???』

『なんでも今年の秋くらいから3年弱の工期で耐震補強とかするらしいぞ^^』

 

 ・・・ぐは!

 ずいぶんと先なのね^^;

 

 っつーことで私は急遽夏休みの目的地を変更。

(本当は山陰地方か熊本・宮崎を予定してた)

 いざ札幌へと向かうことと相成ったのでありんすーーー

琴音の煉瓦刻印発見録・北海道庁旧本庁舎.jpg 

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 ほんとは飛行機でグイ~んって行きたかったけれど、ゲームの育成も兼ねて北海道新幹線&スーパー北斗で札幌へ。

 

 これがまたね・・・

 上野を朝6時半に出ても到着が約午後三時ですよっ!

 4連休の予定だったけれどお、

 初日と最終日は移動だけってことになっちゃったお^^;

 

 さて実質、北海道巡りが出来るのは丸二日間のみ。

 せっかくなんで札幌以外にも近隣の小樽や江別の煉瓦遺構も見ることにしたっす^^

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 二日目。ワクワクいそいそとやって来たのはコチラ。

 う~ん。門構えからして煉瓦ちゃん。さいこー(*´д`*)

 

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 覆輪目地!

 やっぱり手抜きなんてしないよね^^

 

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 さあ、やって来たのは当然のごとく

『赤れんが庁舎』っす(*´д`*)

 見れなくなっちゃう前に来れてよかったあ~♪

 

 朝8時半だと言うのにもうけっこーな人込み^^;

 さすが観光ポイントなだけはありますな。

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 門の裏側もしっかりチェックしつつも、いざれっつ赤れんが庁舎!

 ああ~ん・・・遠目からでも素敵な佇まい~(*´д`*)

 

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 おや?

 庁舎までの前庭まで敷き煉瓦ちゃんなの?

 

 せっかくだし刻印探しましょう(*´д`*)

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 ん?

 

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 ( ,,`・ω・´)ンンン?

 

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 ナンデスカコレ???

 よく見ると刻印と言うよりも北海道各所の地名が彫ってありゅ?

 

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『レンガに刻む私のまち』

 これは北海道建設業協会ならび札幌建設業協会の創立百周年を記念して、道内の小学生たちによって刻まれた敷き煉瓦ちゃんなんだとか(煉瓦は江別産)

 

 いいね~。こういうイマドキ煉瓦ちゃんなら私ってば大歓迎かも^^

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 さて、とうとう目の前まで到達した私。

 見上げたそれは想像を膨らませていたものよりも大きく

 

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 意匠のすばらしさや

 

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 こういうものを残してくれたんだ・・・アリガトウ。

 と、いたく感動しちゃったよコノヤロー( ノД`)

 

 さて詳しいここの成り立ちは後述。

 まだ開館前だしいー

 せっかくなんでぐるりと舐めまわすことにいたしやしょうず。

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 上にばかり気を取られがちですが、腰回り部位は『焼き過ぎ煉瓦ちゃん』

 しかもツートンツーのフランドル積み!

 更におまけ付きで焼成時に塩を入れて焼しめる幻の技法『塩煉瓦ちゃん』らしいとのこと。

 門司の煉瓦やここにしか使われてないってんだからレア煉瓦ちゃんだよね~(*´д`*)

 

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 さて、赤れんが庁舎を見ていてふと北門前に広がる(もしくは現庁舎前)敷地に心惹かれて移動した私。

 

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 おや?

 

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 なんか国旗を掲揚するようなスペースがあったんだけど、

 そこにも煉瓦ちゃんが!

 しかも見た感じ古そうな気がする。

 更に言えば先ほど見た赤れんが庁舎の腰回りの焼き過ぎ煉瓦ちゃんと同様に思えるんだけどコレって何さ!

 

 その答えはすぐそばにありました。

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『開拓使札幌庁本庁舎跡』って場所だったようっす^^

 

 開拓使についてはもうお兄ちゃんのブログ(居酒屋けいば)や私のブログでさんざん書いたから割愛するけれど

一番重要な部分じゃん!

 

 こちらは明治5年着工。竣工明治6年の建物『でした』

 

 簡単に言えば北海道開拓幕開け時代の一番の中枢施設

 むしろこっちの方が開拓使開設当時は重要な建物でした。

 

 赤れんが庁舎はそれから遅れること13年起工。

 明治21年竣工の弟分だったんす^^

 しかもお兄ちゃんの建物に影響受けてたってんだから、そりゃ~さっきの煉瓦ちゃんと似てるわけだよね。

 

 さあ~戻って赤れんが庁舎の外観を再び舐めまわそうですはいw

 

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 見上げてみるとあるものに気づくと思いやす。

 それはーーー

 

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『☆のマークがいっぱい』ってことに^^

 

 これは『五稜星』

 5つの角の赤星。

 かつての北海道のシンボルマークっす(いや、官の旗章・徽章かな。道が関わった旧開拓使時代の建築物には同じような五稜星があつらってある)

 これを探してみるのも面白いかもしれませんね。

(多分、10っこ以上、この建物の外観には見えると思うんだけど、もっとあるかも)

 

 さてさて。

 実は私、ただ外観を眺めていたわけじゃない。

 もちろん『刻印を探しにきた』

 

 軒下煉瓦ちゃんも数多く顔を覗かせているし上を見上げて探し続ければ刻印も見つかるかもしれない。

 でも制止ロープが横たわっていて『外壁直下には近づけない』んすよこれがまたw

 だからどうしてもカメラや双眼鏡では角度的にキツイのね^^;

 だけんどね?

 

 お兄ちゃん曰く『腰回りの焼き過ぎ煉瓦にも刻印が存在するって本で読んだことあるぞ^^』だそうっす!

(※ 18章でつづる北海道 赤れんが庁舎物語です)

 

 だから私は焼き過ぎ煉瓦ちゃんをグルっと一周、双眼鏡で刻印探しをしていたのだ(残念なのは自分が刻印発見一番乗り!ではなくなっちゃうことだけどしょーがないよね^^;)

 

 そんなこんなでずっと目を凝らして・・・

 観光客に訝しげに見られようが・・・

 めちゃくちゃ多い中国人観光客に怪しまれようが・・・

 道庁へ出勤される皆々様に振り返られようが・・・

 ずっと我慢の子で探したのよ。

 

 うーん・・・でも正門から時計回りでグルっとしたけど全然見当たらないよー^^;

 もうすぐ元の正門前に来ちゃうよぉ…

 

 そんな折!

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 制止の鎖や庭木の向こう側にそれは見えたのです☆

(分かってもらえると思うけど光学50倍以上とか双眼鏡とか無いと無理ゲーな距離)

 

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 ぐおおお!

 

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 きたああああああああああああああああああああーーーっ!!!(*´д`*)

 

 しかも、

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 ゴール手前にももう一個あったああああ!

 

 つまりは右回りで北側へと廻っていれば速攻見つけられていたってことですw

平煉化場製煉瓦刻印拡大.jpg

 この煉瓦刻印は『平煉化場』と言う工場の製品なんだそうっす^^

 

 赤れんが庁舎には約250万個の煉瓦が使われているんだけど、その内訳は近隣の白石村にあった4軒ほどの煉瓦工場の煉瓦が主なもの。

 その中でも『鈴木煉瓦製造所』が主体(?)だったとも。

(この鈴木煉瓦はこの後の北海道シリーズに随所に出てくるから覚えておいてね☆)

 平煉化場さんはその中のうちの一つなのかな? 

 

 本にも載ってる刻印とは言え発見出来て嬉しい(*´д`*)

 まあ~ぶっちゃけ現状、望遠カメラ無いと絶対見られないレア物件だしねw

 

 さて、開館時間になったし、せっかくだし入館することに。

 ただし私ってば基本『レンガにしか興味が無いので写真の羅列です(ニッコリ)』

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 ん?

 立ち入れない地下に怪しいブツを見つけたので思わず羅列を止めるわたしw

 

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 おお~!

 地下にある敷き煉瓦ちゃんは外壁周りの近づけない場所にある敷き煉瓦ちゃんと同等の物みたいっすね。

 どっちも間近で見てみたい・・・^^;

 

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 ディンティル状に突き出ていた丸みを帯びた意匠煉瓦ちゃんは鳩煉瓦って言うのね。知らなかった・・・^^;

 

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 こっちも煉瓦が展示!?

 と、色めきだったわたしっちだったけど、

 

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 木れんがだった^^;

 でも今も前庭の地中に埋まってるんだってさ(掘り起こしてーw)

 

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 バルコニーにも五稜星☆

 

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 退館後も、頑張って見上げて刻印探しをしたけれども、

 明治42年の火災後の修復工事や昭和43年の復元工事などで 竣工当時の煉瓦なのか分からないのでザっと見回して諦めちゃったw

(首が痛いのよ!しかもこんな巨大物件、時間がたくさん無いと無理ゲーw)

 

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 かつて試験的果樹園であり、凍れば道民の簡易スケート場などの娯楽としても活躍した池のほとりを歩いて次への目的地へ向かうことにした私。

 

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 よく見れば、こんなところにも昔の煉瓦の名残なんかもあったりしやす^^

 

 さて次回は小樽へ!

 ここにも煉瓦ちゃんがたくさんありました(*´д`*)

 

(追記。前記事の最後には広島シリーズのおまけとして、次記事に宿泊した東広島市西条の赤煉瓦煙突群を書く予定でしたが・・・

 豪雨災害があったこともあり忍びない感じがして・・・

 ツイッターなどの小記事としていつか掲載するにとどめることにいたしました。ご理解を)

 



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琴音の煉瓦刻印発見録☆『うさぎ島の刻印☆ファイナル』広島県大久野島 [琴音の煉瓦刻印発見録♪]

『ルイサイト』

 

 これは大久野島で二番目に多く造られた『毒ガス』っす。

 
 通称『死の露』
 
 その威力は悲しいかな、前述のイペリットと併用されることで更に真価を発揮しちゃうの。

 

 イペリット同様、ゴム皮で防御しようが皮膚に浸食貫通。

 それは内なる皮膚、つまりは目鼻口からの呼吸器官も爛れさせる。

 

 しかもイペよりも即効性。

 遅効性のイペと合わさると、人と言うのは『視力を失い、喉を掻き、その場に突っ伏すしか無い』の。

 

 そんな恐ろしきものがこの小さな小さな離島で逐次、蓄えられていた・・・ってことなの。

 

 さて私は大久野島の海岸線を煉瓦求めて歩き出した。

 そこで見たものはーーー?

琴音の煉瓦刻印発見録♪『うさぎ島の刻印ファイナル』.jpg

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 海辺をてふてふあるっていると、山肌に大きな人工物が見えてきやした!

 

 あまりにも大きな構造物。

 ふと、手前の柵にある看板に目が行く私。

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 毒ガスの年間生産量!?

 ウォークラリーのQ&Aにしちゃめっさ物騒!

 

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 煉瓦・・・ではないね。

 コンクリの巨大な構造物っす。

 

 答えはすぐそばにあった。

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『長浦毒ガス貯蔵庫跡』

 

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 この島最大の毒ガス貯蔵施設の名残だったわけっす。

 

 その生産量は年間最大で6616トン。

 正直、数字を言われてもピンとこないんだけど、

 気化する前の液体がこの膨大な量なんでしょ!?

 想像しただけで私は震えてしまったっす・・・

(100トンタンク六基収納。日本屈指の毒ガス貯蔵場でもあった)

 

 こんなえげつない施設跡にも

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 ポップでキュートなウサチャンが沢山遊んでたっす。

 

 でもこのウサチャンもまた『毒ガスのバロメーターモルモット』だったそうっす。

 

 今、この島を闊歩しているウサギチャンは近年に放たれたものなんだそうですが、

 戦前戦時中は『毒ガスの検知を測る為の実験動物』だったっす。

 

 言わばモルモット。

 生き物の『生』って何だろうと思わされる行為。

 

 医療医薬の糧となった犠牲になったのなら・・・

 せめて・・・ほんとせめてもの救いを思うのだけれど、

 殺戮兵器の犠牲だもんなあ・・・

 うかばれないよね・・・。

 

 さて、飛び回ってるウサチャンには関係ないのだけれど、私は彼らに手を合わせつつ次へと向かった(彼らは昔のウサチャンの子孫じゃない。なぜなら戦後に全羽処分になったから・・・)

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 島にある休暇村の使って無さそうなテニスコート裏にもまた毒ガス貯蔵庫があったっす。

 

 さてこのルイサイトとかイペリットガスは『戦後どうなったかと言うと?』

 占領軍。つまりは米軍の指揮下の下に、土佐沖などに海洋投棄。

 もしくは・・・埋没処理。

 この島の土中深くに今も埋もれている・・・訳なんす^^;

 

 その先にもまた

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『三軒家毒ガス貯蔵庫跡』なるものがあったよ。

 

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 中を見やればーーー

 

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 鉄骨が剥き出しの状態。

 煉瓦ではダメだったのかな?と勘繰る(毒ガスの腐食耐性はありそうだけど、昭和だし煉瓦は使われなかったんだろうね)

 

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 台座はそのまま今も残り続けてた。

 

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 さて、島内一周も残りわずかってところで休暇村前まで到着っす^^

 

 でもこのホテル前の突端(岬)にも、まだまだ遺構があるらしいので行ってみたっす^^

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 階段を昇って行くとーーー

 コンクリのいかにもって場所にたどり着いたっす。

 

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 噂だとここには煉瓦もあるらしいんすが・・・

 

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 どうやら・・・立ち入り禁止のこの道を下って行かないとそれは拝めないご様子^^;

 お兄ちゃんなら行くんだろうけど、私はやめといたっす^^;

 

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 ここは『南部照明所跡』

 つまりは夜間の敵艦発見の為に造られたサーチライト。

 

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 今治の小島にも同じような施設があったよね^^

 ここの入り口部位が煉瓦アーチなんだそう。

 

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 さてそのまま大久野島の南端へと出てみやした。

 

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 そこには白亜の石積み灯台が(残念ながら崖崩れの恐れありで近くでは拝めません)

 

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 残念ながら今目の前に見えている灯台は平成のブツ

 

 さあ・・・この後はどうしよう。

『煉瓦遺構』は正直もう残りわずか。

 船の時間も迫っているしー

『可能性を求めて』駆け足で先へと進むっす。

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 やって来たのは『研究所跡』

 ここでは当然、毒ガスの研究が行われ、そして備品庫棟としても使われた訳っす。

 トラロープ張られて近づくことも出来ないし、煉瓦の有無も確認できなかったので撤退^^;

(たぶん無い)

 

 もう煉瓦は無いのか!?

 もう望みは薄いのか!?

 最後の砦『南部砲台跡』へと私は向かうことにした。

 

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 研究所跡から緩やかに丘を登って行くと半分埋没しかけている煉瓦ちゃんがお出迎え(*´д`*)

 煉瓦ちゃんの登場にドキドキしたんだけれど、

 なんかここ、他の砲台跡より扱いが(整備が)ぞんざいな気が・・・^^;

 

 敵艦が恐らく通るであろう北部の海峡方面よりも重要度が低かった?からなのかな(どちらかと言えば、観光化した人の扱いがそもそもなんだけど^^;

 因みに1900年竣工。北部とほぼ同時期。中部砲台は1年後)

 

 ・・・さて、

 この手の砲台跡に残る煉瓦ちゃんってのは『煉瓦の刻印を見させない鉄壁な守り』ってのはさんざん見てきた訳です。

 

 煉瓦の平面を見せるような造りなんて、そもそもしてないのだから・・・(ほぼ、石材で笠の部位や腰回りなどを囲ってあり、一部の隙も見せにゃいw)

 

 やっぱりここもダメかあ~・・・って諦めかけた。

 するとーーー

 !?

 ん?

 

 おや!?

 どうやらここは砲台跡の上部に『ぐるりと砲台を確認できる(見渡せる)道が備わっていた』のですよ!先生☆

 

 その道の『際』にヤツが見えた私は、猛ダッシュで砲台上部へと駆けあがった(*´д`*)

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 うは!煉瓦ちゃんの平面バリバリじゃん(*´д`*)

 

 でも何で同時期に造られた北部砲台とは真逆の造りなんだろ?

(あちらは煉瓦積みもあれど、その上部下部は堅牢な石積み。

 でもこちらは石積みが主体で笠の部位が煉瓦

 

 私は軍事評論家でも何でもないので考察は後回しw

 とりあえず目の前に煉瓦ちゃんが居る訳です。

 これは刻印探しセネガルってことでー

 レッツ煉瓦刻印探しスタートっす(*´д`*)

 

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 ああ~ん・・・

 こんなにも裏や表に煉瓦の面が丸見えだっつーのに、残念ながら刻印と呼べるものは傷すらありやせんでしたあ^^;

 

 せっかくなんでもっともっと探してみるわたし。

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 うーん・・・でもやっぱり無かったかなあ。

 あるのは堅牢な石造りの砲台跡だけでしたっす^^;

 

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 もしいつか、『石材や煉瓦などを透過出来るようなカメラでも開発されたら』

 もしいつの日か、『煉瓦積みを透過出来て刻印だけ見られるカメラとか出来たなら』またここに来てみようかな^^

 

 ・・・と言うか

 そんな素敵なカメラが開発されたなら日本全国の煉瓦建築を全部巡るに決まってる!

 そんなのあったら多分、

 楽しくって嬉しくって全国駆け巡っちゃうね^^

 

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 さて残り時間もあとわずか。

 蔦生い茂る廃タンクなどを見つつも桟橋近くへと戻ってきた。

 

 ・・・ここで失敗したのが・・・

 本土へ戻ろうと予定していた客船のちょっと前にフェリーも就航していたことに気づかなかった誤算。

 

 だって時刻表にはフェリーはこの島に立ち寄らないって記載されてたんだもの・・・(私の見間違いかもだけど)

 

 まあそれはいいのですう。

 自分が当初の帰りギリギリ予定の客船を第2桟橋で待っていたらーーー

 この島を周遊しているバスの運転手さんがバスから降りてきて、

『お嬢ちゃんこんなとこでどうしたの? もうここから船は出ないよ?

 次の最終便の手前の船は第1桟橋からだし、ここから数百メートルのとこだよ^^;』と教えてくれたのだす(えー

 

 ・・・慌てて私は別の桟橋へ向かうことに^^;

 まあ~時間的余裕はあったはずなんだけれど、思わず駆けてしまったw

 

 さて、何とかこの島で野宿・・・とかは無さそう。

 第一桟橋が見えてきたところで安堵。

 もう後は船を待つだけ。

 

 刻印らしい刻印探しは旅初めに訪れた弾薬庫跡だけだったから、ちょびっと不満なとこもあるけどこれはいつものこと^^;

 

 でも船を待つ間にキャンプ場で煉瓦刻印を見つけたよ☆

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『KTKの耐火煉瓦』

 かまどにこれでもか!ってくらい刻印面を並べて連なってたw

 どこの耐火煉瓦かな?って調べたけれど、結局分からなかったんだあ^^;

(煉瓦刻印の関西の大御所さんの記述を閲覧しても不確定でした^^;)

 まあ、白煉瓦は赤煉瓦よりもかなりマイナーで調べ上げるのは困難だしねw

 

 さて大久野島と煉瓦のお話はこれでおしまい。

 後は予約したホテルに行って翌日帰るだけだったんだけどーーー

 予約したホテルの土地にもまた煉瓦がいっぱいあったので、おまけとして次回へ続きやす(*´д`*)えへへ

 


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琴音の煉瓦刻印発見録♪『うさぎ島の刻印☆中編』広島県大久野島 [琴音の煉瓦刻印発見録♪]

『イペリット』

 通称『芥子瓦斯』とも言われていました。

 

 その液体は辛子臭のする無色の液体。

 それが気化すると空気よりも5倍の重さ。

 風にも中々飛ばされず、

 その場に留まり、

 そしてーーー

 その空気に触れるとあらゆる肌の部位から蝕み

『約一分で人を死滅に追いやる・・・』

 

 ・・・うう。。。

 そんな毒ガスを旧日本軍が生産していたのが今回、私が地を踏んだ『大久野島の黒歴史』なの。

 

 島々に放たれた島のアイドル『うさぎちゃん達』の向こう側の歴史を気にしつつ、私は散策を続けることにした。

 

 いざ中編すたーとっす。

琴音の煉瓦刻印発見録♪『大久野島・中編』.jpg

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 やって来たのは島の北端にある『北部砲台跡』っす^^

 

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 開口部があるので覗いてみるとこんな感じ。

 コンクリかあ・・・って思うけれど、

 

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 その上部の砲門跡の障壁は煉瓦ちゃん(*´д`*)

 せっかくなので刻印探しにいそしむけれど、そんなに甘くは無いよねw

 

 だもんで、

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 海側の崖伝いに裏側を見てみようと思ったの。

 うがー・・・でもでも藪が濃いし坂だし断念したw

 

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 ここは説明版にも書いてあるように仮想敵国『露西亜』を迎え撃つために造られた『芸予要塞の大久野島堡塁、北部砲台』の跡なの(1897年建造~1924年廃止)

 

 芸予要塞ってのは瀬戸内海まで来ちゃった敵の侵攻を阻止するために造られた要塞っす☆

(友ヶ島のある由良要塞とか四国と大分の間にある豊予海峡の豊予要塞が突破されたらここで迎撃)

 

 この北部砲台は大久野島で一番最初に建設された砲台だったりもするっす^^

 

 さて目ぼしい煉瓦ちゃんが無いので更に奥へと行きやすよ^^

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 途中、煉瓦の門柱のようなものを発見。

 

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 その近くには観測所跡へと通じる階段があったんだけど・・・トラロープがあったのでお痛はやめといたっす^^;

 

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 半地下の砲側庫跡を横目にズンズン先へ

 

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 上部は石積みかあ。

 

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 でも庫内は煉瓦積みだね(でも入れない)

 

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 煉瓦アーチのトンネルを抜け

 

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 北部砲台最深部の兵舎跡前に到着したわたしは、

 上部のカノン砲台跡に行ってみた(煉瓦あるかな?って)

 

 そしたら砲台跡にしちゃヘンテコな土台跡ばかりじゃないのさ^^?

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 再び下へと降りるとしっかりここの説明版がありやした^^;

 ここは『毒ガスタンク台座跡』

 

 さて何故砲台跡に毒ガスタンクが?を説明しなきゃいけないっすよね。

 

 実は芸予要塞大久野島は『一度も使われることなく廃止された要塞』なんす^^

 日露戦争に勝っちゃったしー

 他の近代的要塞が出来ちゃったことによって用済みになっちゃうのです。

 

 カノン砲は勿論撤去。

 でも第一次世界大戦時、各国で『毒ガス戦』が行われたのを見てきた陸軍が、

 いずれ来るであろう戦争で『我が国も毒ガス研究を!』と考えてしまった訳。

 

 そこで昭和の4年、万一の事故など毒ガスの被害が出ても『この小さな離島なら最小限に・・・』と、この大久野島を再び利用することになったんす(ひでー話だよ?時勢とは言えね?)

 

 だからこの台座はその時の名残なんですよね。

 明治大正昭和と用途は違えど、ほとんど戦争の為に使われてしまった悲しい離島なのです。。

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 さて煉瓦らしい煉瓦もあったけれど、刻印なんて見つけられそうもない鉄壁な守り^^;

 

 さて次にどこを目指そうか迷った。

 同じような砲台跡がこの島には3つあるっす。

 ここから近いのは島の中腹にある中部砲台跡。

 

 お兄ちゃんの昔の記事や画像を見たことあるので、大体はどんなとこなのか想像がついていた。

 どう考えても煉瓦成分がそこまで無いのであんまり気が進まないんだけど、

 一応目指すことにしたっす^^;

 

 山道をうんこらしょと登っていく私。

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 北部砲台から中部砲台の登り階段の途中が、踊り場的に急に開けた。

 う~ん、どう考えても昔何かがあったっぽい間取りやないのさ!

 

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 よくよく見れば煉瓦ちゃんもいっぱい(*´д`*)うひょー

 

 説明版があるのかな?と見渡せど何も無く・・・^^;

 結局『何かの建物跡』なんだろうなってことしかわかんない。

 まあいいや。

 こんなに煉瓦の平面が露出してるとこはそうそうないだろうって事でレッツ刻印探しに没頭です(*´д`*)

 

 ・・・

 ・・・

 ねーしっ!!^^;

 

 ーーーさて、

 本来ならこのまま中部砲台まで行こうと思ってたわたしだったけど、

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 船の時間も考慮して海岸線ルートに戻ってしまった^^;

 うーん、天気よくって素敵な瀬戸内海(*´д`*)

 

 ここは大久野島北端。

 突き出た岬にも何か名残はあるのでは?と散策しやした。

 するとーーー

 

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 久しぶりにヘビちゃんに遭遇。

 シマヘビかな???

 わたしはこの子は好きだけどアオダイショウは嫌いなんすよね~^^;(奴は威嚇するし。この子は大抵、逃げる。しかもちょっぴりキュート☆)

 

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 岬の突端にも旧軍の遺構があるらしいけれど、どこから行けば良いのかわからず断念(フェンスあるし、海沿いだと岩肌を登らないといけないので)

 

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 よくよく見ると海岸線の石には城の石垣の矢穴のような跡が。

 ん~・・・でもこれはたぶん、

 昔から存在したものじゃなくって、

 近代に護岸整備の石の切り出しに矢穴と言うよりももっと細い杭みたいなもので打ち付けて切り出した名残なんでしょうね(豆矢とか)

 

 さて中編もここで終わり。

 本当は煉瓦だけに焦点を絞って一話で終えるつもりでしたが、

 魅力もアリ、勿体ないので3部作の後編へと続くよ(*´д`*)

 


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