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琴音の煉瓦工場跡発見録☆『埼玉県久喜市・久喜窯業株式会社跡。東武線JR線葛西用水のクロスラインの煉瓦構造物群』 [琴音の煉瓦工場跡発見録☆]

『操業の古い鉄道網とのクロスラインこそ煉瓦構造物の宝庫』

 

 むかーしお兄ちゃんに習ったことっす。

 え?どーゆーことかって???

 

 簡単に言うと古い時代に敷設された鉄道には煉瓦が使われることが多かったんだけど、

 特に多いのが鉄道と河川や道路が交差する場所

 つまりはトンネルや鉄橋だったりしやす^^

 

 そういうとこは電車止めてまで新たに作り直したりしないことが多いから、けっこー今でも残存してたりするっす。

 

 さて、休日に煉瓦成分補給を兼ねてご近所の久喜市に行ってきたよ。

 そこは東武線と東北本線宇都宮線と用水路2つがクロスするとっても面白いとこ^^

 しかもついでにどーせ行くなら久喜市にかつて存在した煉瓦工場跡地も見てきたのさ!

 ではでは始まりでやんす(*´д`*)

久喜窯業㈱.jpg

 

 まずはこの記事を見てくださいっす

久喜市公文書館から煉瓦工場について.jpg

 これは久喜市公文書館とか言うやつのPDFファイルっす。

 しょっちゅうお世話になってる久喜駅にも煉瓦ちゃん無いかな~と検索したときにヒットしたのがこれ。

 

 そこにはーーー

『昭和40年に火災にあった煉瓦工場』って載ってたの。

 なんだよ!久喜にも煉瓦工場あったのかよwって当時は喜んじゃった^^

 そしてここにある記述もすごいよね。

『焼けて変色して使えなくなった煉瓦を貰いに行った』ってんだからw

 でもまあ~今の自分なら無償で煉瓦ちゃん貰えるなら走って行っちゃうけどね(刻印付きをね)

久喜窯業カラー.jpg

 さてその火災で燃えちゃった煉瓦工場はどこら辺にあったのかと色々調べていくとーーー(いいえ。この公文書PDFに場所も載ってますw)

 

久喜幸手線・幸手新道.jpg

 どうやら久喜市と幸手市を結ぶ幸手新道なる県道沿いなんだとか^^

 

DSCF2516.jpg

 位置ゲーレキシトコネクトをしてたらあっという間に東武鉄道日光線の幸手駅に到着。

 

DSCF2517.jpg

 さっそく幸手新道をひた歩きますよ(うは!すげー真っすぐな道だにゃあ)

 

DSCF2518.jpg

DSCF2519.jpg

 ん?

 何あれ???

 踏切に差し掛かったところで剣山みたいなブツが線路内にあったっす^^;

 侵入防止用とかなのかなあ???

 

 さて真夏の炎天下に大汗かきつつも目的っぽい場所へと到着。

 地図で言うならここら辺かな。

栗原2017.jpg

 正直・・・ほとんど痕跡らしいものは無かったんだけど、

 もしかしたらば!?ってブツは見つけたよ^^

 それは跡地に建ってた店舗さんの店先に見つけたものです。

 

DSCF2520.jpg

DSCF2521.jpg

 恐らく火災で表面が融解した煉瓦ちゃんじゃないかな^^

 もし正解だったなら小さいけど大きな発見な気がするっす☆

 

 さて、そもそもこの煉瓦工場跡ってのは『どんな名前の工場』だったのか?を調べてみましたっす。

全国工場通覧昭和22年窯業.jpg

 これは工場通覧昭和22年版の埼玉県の窯業のページ。

 そこには『久喜窯業株式會社』と記載が。

 南埼玉郡太田村栗原ってのは今いる場所『久喜市栗原』のこと^^

 昭和17年からの操業。

 比較的新しい時代の煉瓦工場だったみたい(それでも古いけどね)

 

栗原63年頃.jpg

 こっちは1963年頃の久喜市栗原の空撮。

 5棟?の建物で結構大きな工場だったのかな?

 

栗原75年頃.jpg

 これは火災後の1975年頃の空撮。

 何にもないね・・・^^;

 やっぱり火災と共に廃業しちゃったんでしょうね・・・。

 

 残念ながらちょっとの痕跡しかなかったんだけど、

 私っち的に有名じゃない煉瓦工場跡地を最初から最後まで調べ上げて特定できたのは今回が初めてなのでちょっと嬉しかったりしちゃうのだ(*´д`*)

 

 っつーことで、近所の公園で

DSCF2525.jpg

 勝利の美酒で乾杯です☆

 

 え?これは何かって???

 これはチューハイが入ってる水筒っすw

 

 真夏の旅歩きを何年もやってきてようやく気付いたんですよ。

 いつもいつもいつもいつもいつも・・・

 ぬるい缶チューハイを持ち歩いてまるで爽快感のないことに(今更かよ)

 ちなみにこれはMAXで80時間ほどコールドっす☆

 

 ぷはぁ・・・超絶キンキン(*´д`*)さいこうです!

 

 さあ~一息ついたところでもう一つの目的地へと行きやしょうず^^

 そこはここからそう遠くない。暑いのだけが天敵なだけで・・・

 

DSCF2527.jpg

 幸手新道にクロスする青毛堀川を伝って上流へ歩いて行くと、今度は東武伊勢崎線が見えてきました^^

(最初のクロス)

DSCF2528.jpg

 河川とクロスする橋梁と言うか橋台の方はコンクリ。

 でも、

 

DSCF2529.jpg

DSCF2530.jpg

 道路とクロスする跨道橋(もしくはカルバート)には煉瓦ちゃん!(*´д`*)

 壁面の半分が煉瓦とコンクリってことは、元々単線で後から複線化(コンクリ部位)したんでしょうね^^

 

DSCF2531.jpg

 明治35年からずっとここにあるだけあって、白華現象がチラホラっす(長年かけて水分と共にカルシウム成分などが表面ににじみ出た)

 

 さあ煉瓦ちゃんはあったけれど、まだまだ目的のクロスラインじゃないっす!

 もっと先に進むよ^^

 

DSCF2535.jpgDSCF2536.jpg

 そこからさらに線路伝いに北上するとーーー

 再び煉瓦ちゃんが見えてきたっす(*´д`*)

 

(上を通過するのが東武線。明治35年。下を通ると言うか元々走ってたのが明治18年開通の東北本線宇都宮線)

 

DSCF2537.jpgDSCF2538.jpg

 線路を越えるから跨線橋かな^^

 隅石を抱き込んだ素敵な装飾(地方だしそこまでお金かけなくてもいいのに立派なものです。まあ強度の兼ね合いなんでしょうがそれでも素敵)

 

DSCF2540.jpg

 こっちはその脇にある東武線の跨道橋。

 車がすれ違えない狭さなのでさっきまで渋滞してましたよ^^;

 

DSCF2542.jpgDSCF2543.jpg

 こっちも元々の単線部分が煉瓦のカルバート☆

 

DSCF2544.jpg

 そしてそして跨道橋を抜けた先がここ。

 

 地図ならこんな感じ↓

久喜市・東武線宇都宮線葛西用水路クロスライン.jpg

 ねえ~どうよ?

 こんなにも鉄道と道路と河川がクロスしてる場所ってそうそう無いよね?

 しかもここは東北本線宇都宮線が河川を渡るところもまた煉瓦ちゃんなのだ(*´д`*)

 

DSCF2545.jpgDSCF2546.jpg

DSCF2547.jpg

 最初に渡る名も無い(?)細い用水路の下は当然煉瓦の橋台っす(*´д`*)

 

DSCF2548.jpg

 河原には煉瓦片があったんだけど・・・

 何気にココは鉄ちゃんの撮影ポイントらしくて降りて行ってひっくり返して刻印の有無を探したかったけど止めた^^;(平日真昼間だと言うのに3人くらいカメラ構えてた。しかも一人は放送局っぽい人。もう一人は小学生だし)

 

DSCF2549.jpg

 更にちょっと上流側の葛西用水路と東北本線宇都宮線がクロスするとこに行くとーーー

(さっきのとこから徒歩5秒)

 

DSCF2550.jpg

 ここもまた煉瓦橋台でしたあ(*´д`*)

 

 本当は刻印の有無を調べたいけれど、なんせ鉄道系の煉瓦ちゃんは鉄壁なので・・・、危険を冒してまで近づいても多分見つからない気がするっすね^^;

 

DSCF2553.jpg

 ちなみに東北本線宇都宮線の方も半分はコンクリのカルバート(明治41年複線化)

  

DSCF2551.jpg

 なんだか普通の煉瓦ガールだったはずなのに、鉄道系煉瓦ちゃんを調べていくとドンドン、鉄マニアみたくなってきた・・・^^;

 

 ちなみに鉄道で一番好きなワードはグリーン車です☆

 



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